「関西句会」(第188回)

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    ☆ 7月22日(日)アネックスパル法円坂において「関西句会」が開かれました。
      井上基子さんから句会報が送られてきましたのでご報告します。
     
     
    ◇ 田島和生主宰 後日選 (◎印 特選)

    ◎火の匂ひ残る窯場や風涼し   井浪千明
     
    ◎ありありと浮巣の卵雨曝し    安藤えいじ

     青林檎一つ掴みて夜汽車かな  安藤えいじ
     地下足袋を生垣にさし夏の昼   藤田侃也
     雲梯にぶらさがりゐる日焼の子 小谷廣子
     山寺の小暗き厠茂る蔦      大西トヨ子
     懸崖の激流を背に虹立てり    北嶋八重
     海雲酢のギヤマンの鉢青深し  安藤えいじ
     浦風や蟬鳴きたつる松林     大西トヨ子
     雛燕一羽乗り出す大き口     小谷廣子
     いけず石車擦りたる猛暑かな  北嶋八重
     隈笹をしかと掴みぬ蝉の殻    柴田惠美子
     団子虫右往左往の草を抜く    大西トヨ子
     奔流の波せめぎ合ふ梅雨出水   小谷廣子
     若竹の節隆々と奥丹波      柴田惠美子
     義士邸の早駕籠煤け守宮出づ  原 万代
     北に向き伸びる鉄路や雲の峰   井浪千明
     
     
    ☆「関西句会」のご案内   
      
     8月26日(日)
     
     9月23日(日) いずれも1時半〜 
              於:「アネックスパル法円坂」

      
     北嶋八重さんが「祇園祭・菊水鉾」の写真と解説をお送りくださいました。
     以下にご紹介します。
     
    <祇園祭> 
     1100年の伝統を有する八坂神社の祭礼の祇園祭は、869年、疫病退散を願い行われ祇園御霊会(ごりょうえ)を起源とします。7月1日の「吉符入」にはじまり、31日の境内摂社「疫神社夏越祭」で幕を閉じるまで、1ヶ月にわたって各種の神事・行事がくり広げられます。2014年、後祭が約半世紀ぶりに復興しましたが、今年は、7月17日の前祭、23基の山鉾の巡行を見てきました。
    <菊水鉾> 
     町内に古くからある「菊水井」にちなんで名付けられ、鉾頭には金色の透かし彫の菊花をつけています。謡曲「枕慈童」に取材し,稚児人形は菊の露を飲んで長寿を保ったという枕慈童で能装束の舞姿。屋根は唐破風造りで、彫師海老名峰彰作の鳳凰の懸魚を飾り、軒下に翠簾を掲げるところは、他の鉾と異なります。元治元(1864)年に消失し,昭和28年(1952年)に88年ぶりに再興されました。懸装品も皆川月華の唐獅子図・飛鶴図をはじめ昭和から現代に活躍した京都の著名な作家が手がけ、最近も岩澤重夫による見送りが新たに完成するなど、年々装飾が充実し、「昭和の鉾」の偉容を示しています。
      (北嶋八重さん 記)

     


     


     


     

     
    年々美しさを増す「菊水鉾」の見事な装飾!
     
    来年はぜひ間近で鑑賞したいと思います。
     
    八重さん、ありがとうございました!
     

    京都あけぼの句会 第85回(7月)

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      ☆ 7月18日(水)東山いきいきセンターにおいて「京都あけぼの句会」が開かれました。
        林杉子さんから句会報をお送りいただきましたので、以下にご報告します。

       
      ★主宰の一句
       
      旅果てて京の地ビールカツカレー   田島和生
       
      楽しい旅も終わり、京都駅でほっとひと息つかれたのか。美味しい地ビールにカツカレーとは、なかなか乙な取り合わせ。リズムもいい。明日からまた頑張ろう!という爽やかな気合も感じられる。もう一句、「父の立ち母坐す遺影夏座敷」 
      (新谷亜紀)

       
      ☆ 田島和生主宰 選(◎は特選)
       
      ◎身ほとりに蠅取蜘蛛(はえとり)ゐたり昼寝覚 熊村あけみ
       
      ◎丹波路の大き蚊の飛ぶ祠かな        北嶋八重
                
      ◎帯締むる指こまやかに藍浴衣        新谷亜紀

      葉桜や風に吹きとぶ堰の水        小谷廣子
      百合の香や深まる闇にたたづめる     田子カンナ
      噴水へ子ら走り行く一直線         安藤えいじ
      地獄絵の亡者へおくりうちは風      新谷亜紀
      青田中ソーラーパネル日を返し      大前美智子
      鉾町に早や灯のともり囃子かな      北嶋八重
      泥蜂の巣や鉄骨にひたと付き       一村 葵生
      炎昼のポストに入れる見舞状       田子カンナ
      縁側に風の動きや遠囃子          今井淨子
      猫通る幅に倒れし茂りかな          熊村あけみ
      母鹿に麻酔の矢羽緑さす           小谷廣子
      畳なはる青垣遠に句碑涼し          熊村あけみ
      刈草を焚けば殿様蛙跳ね           一村葵生
      病む鹿の抱かれて来たり青葉闇      小谷廣子
      青簾瀬音高鳴る蕎麦処             田子カンナ
      極暑いま嗄れ(しゃがれ)声なる鴉かな   青木陽子
      里山に雲の湧き継ぐ梅雨さなか      一村葵生
      梅雨晴や墨つややかな綾子の書     北嶋八重
      炎昼や豆腐売る声夢うつつ         沢田清子

       
      ★ 京都あけぼの句会のご案内
       
          東山いきいきセンター  午後1時半開始
          
          平成30年 9月19日(水)101号

                10月17日 (水) 101号

       
        北嶋八重さんが、「山鉾建て」の写真と解説をお送りくださいました。
        以下にご紹介します。
      <山鉾建て>
       毎年、前祭は7月10日〜14日、後祭は7月18日〜21日の間に、この作業が行われます。山鉾の組み立ては、荒縄による縄絡みと呼ばれる伝統的技法で行われますが、釘を使わないことで有名です。この縄絡みは巡行の際におきる揺れによる歪みを吸収することができる点で優れています。11日、菊水鉾の鉾建てを見学してきました。           
       請負工務店の棟梁や職人さんが、櫓を組立て行く熟練した手さばきと、その縄絡みの美しさは、俳句にも詠まれています。
       今まで鉾建ては、何度か見たことがありますが、真木(しんぎ)の榊に幣を掛けさせてもらったのは、初めてです。
       神が宿ると言われる真木と鉾頭が、無事、立ち上がると、周りの人々から、拍手が湧き上がりました。その後、順々に大屋根、金具、水引、前懸、胴懸、後懸、見送等の懸装品が取り付けられ、17日の朝、能の舞姿の「菊丸」の稚児人が、二階に据えられ、都大路を巡行します。
      (北嶋八重さん 記)


       


       


       

       



       


       


       


       


       


       

       
      「縄絡み」の見事さはまさに伝統美ですね!
       
      山鉾の組み立て工程もよく分かりました。
       
      八重さん、ありがとうございました!
       

      「雉」関西句会 細見綾子のふるさと吟行句会

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          7月1日(日)〜2日(月)、「『雉』関西句会 細見綾子のふるさと吟行句会」が開催されました。参加された小谷廣子さん・北嶋八重さんからご報告と写真が送られてきましたのでご紹介します。

         
        ★ 第1回 句会 (平成30年7月1日 於 丹波市休養施設「やすら樹」)

         はるかまで田川涼しく流れけり       田島和生
         
         桑の葉に桑の葉の色蛙の子        田島和生

         ◇ 田島和生主宰選(◎は特選)
             
        ◎揉み合うてゐる子燕の五つ六つ     小谷廣子
         
        ◎綾子の家塵ひとつなき涼しさよ      西村千鶴子
         
        ◎綾子の家夏炉に古き棕櫚箒       青木陽子
         
         整ひし部屋に涼しく座りたり        北嶋八重
         山せまる窓に一面合歓の花        居相みな子
         白南風や綾子生家の通し土間      井浪千明
         風薫る丹波の道の幾曲り          中野はつえ
         白南風や綾子生家の屋敷神        田子カンナ
         涼風や綾子生家の土間渡る        大西トヨ子
         開け放つ綾子生家へ青田風        原 万代
         綾子師の直筆の句や緑さす        小谷 廣子
         大欅標(しめ)縄(なわ)朽ちて苔の花    田子カンナ
         川底にゆるる夏日の木の根橋       小谷廣子
         緑蔭や杖つく嫗歩の確か          北嶋八重
         蚕の宮や老鶯の声一度切り        大西トヨ子
         緑陰にたたずみをれば水の音       田子カンナ
         山寺へ磴百段の暑さかな          小谷廣子
         葉桜や綾子生家の糸車           居相みな子
         石段の先に山門青楓            熊村あけみ
         深緑の只中にある生家かな        居相みな子
         濡れ縁に座して遠嶺の風涼し       柴田惠美子
         蚕の宮の小さき茅の輪をくぐりけり    小谷廣子
         でで虫の句碑にでで虫這ひ上る      沢田清子

         ◇ 中野はつえ特選
         
         梅雨深し幣の古りたる木の根橋      熊村あけみ

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        ★ 第2回 句会 (平成30年7月2日 於 丹波市休養施設「やすら樹」)

         禅林の蜥蜴るり色苔にはね     田島和生
         
         隻腕の仏ゐませり青楓        田島和生

        ◇ 田島和生主宰選(◎は特選)
           
        ◎山の風わたる鎮守の茅の輪かな    北嶋八重
         
        ◎やや青き丹波の国の梅雨の月     井浪千明
         
         日盛りに照る桑の葉や綾子句碑    林 杉子
         木彫の朽ち仏あまた白蓮        小谷廣子
         梅雨茸裏参道のあちこちに       大西トヨ子
         白蓮の朝靄の中開きたり        井上基子
         夏山を背に木彫の朽ち仏        小谷廣子
         欣一の綾子へ書簡緑さす        柴田惠美子
         古刹へと裏参道の青楓         居相みな子
         一と枝は池の面に触れ合歓の花    赤堀 健
         前山の迫る池畔や合歓の花      小谷廣子
         まつすぐに一両電車青田波       田子カンナ
         炎昼や一木秘仏いたく裂け       林 杉子
         梅雨晴間湿りに光る床柱        林 杉子
         花合歓へやはやは移る雲の影     中野はつえ
         丹波路の古りし駅舎や青芭蕉     居相みな子
         ざりがにの爪で捉へし生きしもの    柴田惠美子
         剥落の木佛あまた堂薄暑        北嶋八重
         青鷺の程よき間合見つめ合ふ     原 万代
         懐の深き丹波や送り梅雨        赤堀 健
         石仏のかぶる帽子に苔の花      山田流水
         大蟻や雨に打たれて光りをり     井上基子
         捨女の地綾子の地なり青田風     中野はつえ
         朝雲の走る丹波や合歓の花      井浪千明
         大土間に竈(かまど)残りて青田風   林 杉子
         古民家の土塀高きに花柘榴      大西トヨ子

         ◇ 中野はつえ特選
         
         朝雲の走る丹波や合歓の花      井浪千明

         
        「雉」関西句会 細見綾子のふるさと吟行
         7月1日、2日と田島和生主宰はじめ、関西の同人と会員の22名の出席で開催された。
        【1日目】
         昼食は各々車中ですませ、午前11時より、柏原駅で小型バスに乗り出発。車窓よりの田捨女像を後に、木の根橋→高源  寺→細見綾子生家→達身寺と吟行。
        <木の根橋>
          
        樹齢千年の大ケヤキの太い根が、幅6mの川を跨いで橋となっている。
        <高源寺> 
         織田信長の丹波攻めで焼き討ちにあい全焼したが、高巌和尚が柏原藩主の援助を得て、現在の建物を建立し た。この古刹を水上勉が絶賛している。「誰もが訪ねる大徳寺の石畳や大原の三千院の参道など美しいけれど、やはり都の寺だ。足元にもおよばぬ。ここは鬼気せまる禅機がみなぎり、身をおいただけで肝をあらわれる生気あるように思える。」
        <細見綾子生家>
         平成27年7月に遺族から土地建物と、永続的な管理並びに市の文化振興に寄与するためにと1億円の寄付を受け、見学施設としてリノベーションされた。奥座敷の陳列棚には、沢木欣一の綾子への手紙、綾子の愛用品(指輪、腕時計、かわとり包丁等)が、きちんと飾られていた。
        <達身寺>
         丹波の正倉院と呼ばれる。木彫の腕のとれた仏像や未完のものやお腹のふくらんだ仏像、その他たくさん収蔵されていた。 
         吟行の後、日帰りの人は投句を預けてそのまま柏原駅へ。宿泊の15名は、夕食後、8時より第1回目の句会。
         【2日目】
          朝9時より第2回目の句会。昼食を済ませて、宿泊施設のバスで駅まで送っていただき、それぞれの帰路についた。
          中野はつえさん、柴田恵美子さんをはじめ兵庫県の各句会の皆さんにお世話になり、楽しい吟行の旅を無事終了した。
                                                 (小谷廣子記)
         高源寺惣門
         


         
         仏殿
         
         高座神社の綾子句碑
         
         兵庫の皆さん
         
         奈良の皆さん
         
         滋賀・京都の皆さん

         細見綾子生家
         


         達身寺
         

        みなさんの華句や写真から、細見綾子生家のたたずまいや、
        綾子が過ごした丹波の景がよく伝わってきます。
         
        ぜひ、訪ねてみたいと思います。
         
        八重さん、廣子さん、ありがとうございました!
         

        「大津・本丸句会」(第70回)

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          ☆6月26日(火)「大津本丸句会」が開かれました。
           一村葵生さんから句会報が送られてきましたのでご報告します。
           作成は吉田孟さんが担当してくださったそうです。
           

          川上へ湖の朝風合歓の花      田島和生 

          地に落ちし黒き羽這ふ山の蟻  田島和生

           
           ☆ 田島和生主宰選(◎印特選)
           
          ◎庭の木の鳥の早口明易し     西村千鶴子
           
          ◎街灯の潤む湾処や蚊喰鳥     西村千鶴子
           
          ◎階に十薬匂ふ秘仏かな       吉田 孟
           
          ◎黄蝶の口吸したる岩清水    安藤えいじ
           
          ◎参道の踏石水漬き五月闇     熊村あけみ
           
          卯の花腐し躊躇なく席譲られし   熊村あけみ
          花嫁の舟を急かせる走り梅雨   筧 ゆき
          梅雨晴や軒にカラフル傘と靴   井上美恵子
          大琵琶のくびれし辺り鳰浮巣    西村千鶴子   
          おにぎりとお茶のみの昼風青し  一村葵生    
          尾の切れし金蛇ゐたり半夏生   向平真由美     
          花街の壁に貼りたる紋団扇     青木陽子            
          老鶯の声澄みわたり晴れわたり  一村葵生      
          梅雨の夜の雨音聞きて鍋みがき 竹内悦子 
          苔青く鶏頭の句碑すつと立つ    馬場千香子     
          一周忌万事整へ夏座布団       井上美恵子
          空梅雨や大勢の鎌土手を打つ   三雲宏一  
          涼やかや紙垂折る巫女の白き指 安藤照枝         
          みづうみに水飲む青筋揚羽かな 馬場千香子
          屋上の県旗だらりと梅雨に入る   西村千鶴子
          蟻の列消えてしまひぬ地震の朝 吉田 孟    
          総身見せ高く鯉跳ね夏来たる   安藤照枝     
          大小の雑木の瘤や木下闇       青木陽子 
          雨音の立ちはじめたり夏木立    熊村あけみ
          八橋を辿る足音杜若            熊村あけみ
          老鶯や深山の池の静けさよ     向平真由美
          青柿やただおろおろと朝の地震  熊村あけみ
          紫陽花や雨の匂ひの女坂       竹内悦子
           
           
          ★ 大津本丸句会のご案内  10時30分〜12時30分

           7月24日(火)大津生涯学習センター 301号室

              
          ☆ 一村葵生さんが「瓦屋禅寺」の写真とコメントをお送りくださいました。
              以下にご紹介します。
           「瓦屋禅寺」       
           旧八日市市の北西に位置する里山に、近江西国観音霊場第十八番札所、瓦屋禅寺があります。里山の真ん中あたりに瓦屋禅寺があり、南の端に以前紹介させていただいた太郎坊宮があります。寺伝によると聖徳太子が四天王寺建立に際し、山麓の土を採って瓦十万八千枚を焼かせてその用に供した後、この地に一寺を建立して瓦屋寺と号されたのが始まりと伝えています。現在の本堂は一六七二年に建立されたもので、平成六年には金色大慈悲観音像も再建されています。
           わたしは今回初めてこの寺を訪れたのですが、林道の途中で車を降りてみると澄みきった鶯の鳴き声があちこちから聞こえ、金色の観音像が建立されている高台からは近江平野の眺望が開けていました。
          (一村葵生さん 記)
           


           


           


           


           


           


           


           
          真夏の青空に下闇の陰影・・コントラストが鮮やかですね。
           
          葵生さん、ありがとうございました!                                                                  
               

          「関西句会」(第187回)

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            ☆6月24日(日)アネックスパル法円坂において「関西句会」が開かれました。
             大西トヨ子さんから句会報が送られてきましたのでご報告します。
             
             
            ◇ 田島和生主宰 後日選 (◎印特選)

            ◎盤石のくぼみに灯り草蛍     小谷廣子
             
            ◎戎橋渡る力士の藍浴衣     古澤厚子
             
            ◎神苑の池のにごりや余花の雨 小谷廣子

             梅雨鴉か黒き土を漁りをり   柴田惠美子
             梅雨茸足蹴にされて煙(けむ)を吐き
                                   藤田侃也
             本尊へ青水無月の燭点じ     井浪千明
             笹原に笹百合の咲き窯場裏   小谷廣子
             大いなる蚊柱の立ち石工道   中野はつえ
             万緑を映せる池や鯉跳ぬる   藤田侃也
             下闇を行き拝みたる摩崖仏   北嶋八重
             山峡の馬塞(ませ)の小径や百合匂ふ
                                   小谷廣子
             鯉跳ねて夏至の川瀬の暮れなづむ
                                   柴田惠美子
             海割れや小島へ灼くる石伝ひ  大西トヨ子
             黒猫の眼光りし五月闇      藤田侃也
             夏つばめ逆巻く波の秀を掠め  小谷廣子
             睡蓮の葉を押し上ぐる莟かな  中野はつえ
             月桃のいくさ場に散り沖縄忌   安藤えいじ
             堂奥の厨子の閉ざされ五月闇 北嶋八重
             金魚鉢水の尖りて朝の地震   柴田惠美子


            ☆「関西句会」のご案内   
              
             7月22日(日)

             8月26日(日)   いずれも1時半〜 
                       於:「アネックスパル法円坂」

              
             北嶋八重さんが「当尾の石仏」の写真と解説をお送りくださいました。
             以下にご紹介します。 
            <当尾の石仏>藪の中三仏磨崖仏.(やぶの中三尊)
             当尾(とおの)地区は、京都府の南端、奈良県と境を接する位置にあり、浄瑠璃寺、岩船寺などの古寺や鎌倉時代の石仏が点在しています。古来、南都仏教の影響を色濃く受け、 世俗化した奈良仏教を厭う僧侶が穏遁の地として草庵を結び、念仏に専心したと伝えられています。やがて草庵が寺院へと姿を変え塔頭が並び「塔の尾根」ができ、いつしか「当尾」と呼ばれるようになったといわれます。
             浄瑠璃寺や岩船寺周辺は小田原と呼ばれ、寺院や修行場が散在し、多くの磨崖仏が造立されました。これらの石仏は、今も、行き交う人々の道しるべとなっています。
             藪の中三尊磨崖仏は、藪の中の岩に舟形の光背を彫りくぼめ、正面に地蔵菩薩と向かって右に十一面観音、左の岩には阿弥陀如来坐像を配し、当尾の石仏中最古のものです。弘長(1262)
             (北嶋八重さん 言)
             


            素朴であたたかい感じの石ぼとけさん。
             
            手を合わせたくなりますね。
             
            八重さん、ありがとうございました!

            京都あけぼの句会 第84回(6月)

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              ☆6月20日(水)東山いきいきセンターにおいて「京都あけぼの句会」が開かれました。
               林杉子さんから句会報をお送りいただきましたので、以下にご報告します。

               
              ★ 主宰の一句

              地震(なゐ)のあと街は黴雨(ばいう)にけぶらへり  田島和生  
                  
               先日関西一円を襲った大きな地震。主宰はさっそくその直後の感慨を詠まれた。「梅雨」とせず、あえて「黴雨」と表記されたことにより、陰鬱で不穏な街の空気が伝わってくる。もう一句、「紫陽花の映ゆる白無垢角隠し」
               (新谷亜紀)
               
              ☆ 田島和生主宰 選(◎は特選)

              ◎ 石捲る下よりばねのごとく蛇  一村葵生
               
              ◎ 山開禰宜先導の幣そよぎ    林 杉子
                        
              ◎ 浜木綿へ沖の雨足走り来る   熊村あけみ

              祭笛さらふ祇園の社かな       熊村あけみ
              青春のカミュの一巻梅雨じめり   安藤えいじ
              石仏をはらりと掠め竹落葉      北嶋八重
              木から木へ高みを飛べり揚羽蝶  大前美智子
              地が動き揺り起さるる夏の朝    山田流水
              夕空にふはり浮き立つ合歓の花  林 杉子
              古池の井守の腹の梵字かな    青木陽子
              神苑のすぐに水澄む溝浚へ     熊村あけみ
              緑蔭の奥より激(たぎ)つ早瀬かな 小谷廣子
              行く水に触れては揺るる夏の萩  熊村あけみ
              夏雲や乗れるものなら二人して  山田流水
              青葉闇より大鴉舞ひ出でし      一村葵生
              古書抱へ五月雨傘のかたむけり  新谷亜紀
              蛇味に舞ふ乙女の笑みや夏燕    林 杉子                    
              箱入りの嫁ぐ日近し桐の花      青木陽子
              宇治十帖閉じて眺むる梅雨の川  田子カンナ
              水切りの指南受けをり青葦原    熊村あけみ
              面切つて舞ひたるシテの夏袴    北嶋八重
              花菖蒲開きし池に日の斑かな    大前美智子
              梅雨深しロシアンティーに蜜溶かし 新谷亜紀         
              杣出しの丸太匂へり青しぐれ     小谷 廣子
              大揚羽息吐く如く翅畳む       居相みな子
              蹇跛(あしなへ)の鹿の子かがみぬ小糠雨 小谷廣子
              夏蝶の風にあらがひ花移る     今井淨子
              豆回し升(のぼ)さんの碑に手を置けば 田子カンナ
              青楓影置く石のベンチかな      大前美智子
               

              ★ 京都あけぼの句会のご案内

                  東山いきいきセンター  午後1時半開始
                  
                  平成30年   7月18日(水)101号
                             8月 1日(水)101号
                       
               
              ☆ 北嶋八重さんが、「浄瑠璃寺」の写真と解説をお送りくださいました。
                以下にご紹介します。
              浄瑠璃寺(じょうるりじ)京都府木津川市加茂町西小
               京都府最南端の集落、当尾(とうの)の山里にある真言律宗の寺院で、堀辰雄の『浄瑠璃寺の春』にも登場しています。
               寺名は三重塔の内陣に安置されている薬師如来の浄土「浄瑠璃世界」からきていますが、本堂に九体の阿弥陀如像を安置することから、九体寺(くたいじ)とも呼ばれています。数体の秘仏や現存する唯一の九体阿弥陀如来像などが祀られていて、国宝や重要文化財に指定された仏様の宝庫です。
               緑深い境内には、池を中心とした浄土式庭園と、平安末期の本堂および三重塔が残り、平安朝寺院の雰囲気を今に伝えています。幸福の女神と知られている秘仏の吉祥天女像の御開帳の時期には、多くの人が訪れると聞きますが、私もぜひ一度は、拝ませていただきたいと願っています。
              *吉祥天女像御開帳時期:1月1日〜15日・3月21日〜5月20日・10月1日〜11月30日 (北嶋八重さん 記)
               
               浄瑠璃寺
               
               庭 園
               


               
               此岸よりの彼岸の本堂
               
               三重塔

              梅雨の晴間の「浄瑠璃世界」も素敵!
               
              紫陽花も咲き誇っていますね。
               
              八重さん、ありがとうございました!
               

              「大津・本丸句会」(第69回)  

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                ☆ 5月29日(火)「大津本丸句会」が開かれました。

                  一村葵生さんから句会報が送られてきましたのでご報告します。
                  作成は吉田孟さんが担当してくださったそうです。

                 ★ 主宰の一句 
                 
                   ねむたげに戸袋出づる守宮の子   田島和生
                         
                 早朝、雨戸を戸袋に収めようとしたら中から驚いて守宮が出てきた、という場面であろうか。まだ幼いのか小さめの守宮がひょこひょこと緩慢な動きをしている。守宮は夜行性だからそんなはずはないのだが、そのさまはいかにも「ねむたげ」である。こう表現されると、気味悪いよりもかわいく見えてくるから不思議である。
                 もう一句。「青葉木菟鳴くや更けゆく湖岸の灯」
                   (一村葵生)
                 
                ☆ 田島和生主宰選(◎印特選)

                ◎遠ざかるほどに青める植田かな  西村千鶴子
                 
                ◎青嵐眼下の川の舟速し        井上美恵子
                 
                ◎水つつく鳰の子の嘴光りけり     一村葵生
                 
                一頭はやや猛き貌まつり馬      熊村あけみ
                蜜を吸ふその身震はせ黒揚羽   向平真由美       
                青楓透けるがごとき床みどり    向平真由美
                御僧の座りなほせる冷奴       山本和生   
                更衣「それがいいね」と母の声   西村千鶴子    
                廃線の鉄路へ落つる柿の花     安藤えいじ     
                花葵見ゆる小門の隠居寺       山本和生            
                開け放つ窓辺の明かき花卯木    安藤えいじ      
                新緑や駆ける乙女のスニーカー  前田かよ子 
                一丘を緋の絨毯や芝桜         井上美恵子   
                鶏小屋の網に掛かれる蛇の衣   青木陽子  
                航跡のつぎつぎ砕け青葉潮      西村千鶴子   
                鎌首の鋭さ醸す蝮草           筧 ゆき  
                藪深しところどころに著莪明り    青木陽子         
                ビバルディの流れる朝や花水木  井上美恵子
                磯小屋の海女のはしやげる薄暑かな 山本和生    
                谷間の苔むす墓や若葉雨       青木陽子     
                涼しさや飛沫窓打つ高速船      安藤照枝    
                大いなるカルスト台地風五月    筧 ゆき
                葉桜の暗きより立つ雀かな     西村千鶴子
                母子馬柵に寄り添ふ夏岬      安藤照枝
                薪能たまさか火の粉浴びゐたり  熊村あけみ
                         
                 
                ★ 大津本丸句会のご案内  10時30分〜12時30分

                6月26日(火)大津生涯学習センター 201号室

                7月24日(火)大津生涯学習センター 301号室

                8月27日(火)大津生涯学習センター 301号室
                   
                      
                  植田と茶畑 (木津川堤防から) 京都府城陽市
                 

                 


                「関西句会」(第186回)

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                  ☆ 5月27日(日)アネックスパル法円坂において「関西句会」が開かれました。
                    安藤えいじさんから句会報が送られてきましたのでご報告します。
                   
                   
                  ◇ 田島和生主宰 選 (◎印特選)

                  ◎畦に沿ひ早苗も影も曲がりけり 安藤えいじ

                   鋼打つ刀匠の額玉の汗           北嶋八重
                   外風呂の夜通し溢れ薄暑かな   大西トヨ子
                   矢の如き細き流れや花茨        藤田侃也
                   広がりてほど良き風に花楝      徳永絢子
                   若葉寒解剖室の戸の軋み       安藤えいじ
                   夏帽子大きく振りて近づけり     中野はつえ
                   源流をめざす奥処の茂りかな   小谷廣子
                   パドックの乾びし砂や蟻の列    大西トヨ子
                   麦秋や電柱の影濃く折れて      柴田恵美子
                   薫風や奇岩の洞のおん仏        柴田恵美子
                   老鶯や大樹ひとつの廃寺跡     小谷廣子
                   てらてらと森青蛙翡翠いろ       井浪千明
                   蜜蜂の一花をかかへ動かざる 中野はつえ
                   音立てて竹の皮脱ぐ真昼時      藤田侃也
                   川沿ひの離宮の跡や初蛍        小谷廣子
                   拝(おろが)める肩にかそけき夏落葉  中野はつえ

                  ☆「関西句会」のご案内   
                    
                   6月24日(日)    いずれも1時半〜

                   7月22日(日)  於:「アネックスパル法円坂」

                    
                   北嶋八重さんが「丹後半島の海」の写真と解説をお送りくださいました。
                   以下にご紹介します。      
                  丹後半島
                   京都府北部の日本海に突き出た半島で、長い時間をかけてつくられた海岸や岬の珍しい景観が数多くあります。
                   中国・朝鮮半島との交流は、弥生時代の前期にさかのぼり、近年の考古学の発掘により、この地方に一大勢力があったことが確認されています。丹後地方では江戸時代中期より絹織物が発達し、丹後ちりめんとして有名であり、また浦島太郎や羽衣伝説等の舞台としても知られています。山陰海岸ジオパークの一部であるとともに「海の京都」と言われる丹後の海の美しい景色をご紹介します。
                   (北嶋八重さん 言)
                   
                   琴引浜
                   
                   砂浜の露天風呂
                   
                   立 岩
                   
                   大成古墳
                   
                   屏風岩
                   
                   丹後松島
                   
                   伊根の舟屋
                   
                  爽やかな海辺の景にうっとりします♪
                   
                  八重さん、ありがとうございました!
                   

                  京都あけぼの句会 第83回(5月)

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                    ☆ 5月16日(水)東山いきいきセンターにおいて「京都あけぼの句会」が開かれました。

                      北嶋八重さんから句会報をお送りいただきましたので、以下にご報告します。
                     

                    ★主宰の一句
                    郭公や旅の靴紐締むるとき   田島和生
                           
                     旅の途上。主宰は「さあ、次の目的地へ!」と、靴紐を締め直された。そのとき、「カッコー」のひと声が。旅愁と心の開放が伝わってくる。葵生さんがこの句について「郭公の声によって空間的広がりを感じる」と評された。なるほど、言い得て妙。
                      もう一句、「貝がらの卯波退くとき鳴りにけり」
                     (新谷亜紀)
                     
                    ☆ 田島和生主宰 選 (◎は特選

                    ◎ 紅白の餅の撒かるる山開    小谷廣子

                    ◎ 子燕の黄色き口の押し合へり  安藤えいじ

                    ◎ 墨打ちの一糸浮き出し薄暑光  安藤えいじ

                    ◎ 竹咲くや米粒ほどのうすみどり 新谷亜紀
                     
                    山の水引きし代田に山の影     北嶋八重
                    鍔広き帽子深めに夏めきぬ     安藤えいじ
                    碧眼の猫と目が合ふ夕薄暑     田子カンナ
                    庭先に今朝も青梅又落ちぬ     居相みな子
                    土砂降りのひねもす母の日なりけり 小谷廣子
                    御仏の眼光るや青時雨        大前美智子
                    白馬尾を振つて祭列しずしずと   一村葵生
                    渡し舟漕ぎ出す岸の茂りかな    新谷亜紀
                    馬鈴薯(いも)の花手押しポンプの水光る 林 杉子
                    井戸端の小さき祠や苔の花     熊村あけみ
                    雨に急(せ)く寺の抜け道額の花   居相みな子
                    牡丹の花粉まみれの虫飛べり    居相みな子
                    しろがねの鮎の遡上の大しぶき     小谷廣子
                    尾びれまで風の満ちをり鯉のぼり  新谷亜紀    
                    迷ひ子の抱つこの重き菖蒲の日   林 杉子
                    林間を騎射の駆け抜け風みどり   北嶋八重
                    桐の花春日の森のしじまかな       林 杉子
                    柿若葉善良さうな巡査来る       熊村あけみ
                    児のことば又一つ増え夏来る    北嶋八重
                    帰宅許可の妻に封切る新茶かな   安藤えいじ
                    地に低く捩れる幹や苔の花      居相みな子
                    塀を這ひ日にてらてらと蔦若葉   大前美智子
                    初夏の雨散らし仔犬の胴ぶるひ   新谷亜紀

                     
                    ★ 京都あけぼの句会のご案内

                        東山いきいきセンター  午後1時半開始
                        
                        平成30年 6月20日(水)101号
                                7月18日(水)101号
                                8月 1日(水)101号
                             
                     
                    ☆  北嶋八重さんが、「葵祭」の写真と解説をお送りくださいました。
                        以下にご紹介します。
                    <葵祭の斎王代>
                     葵祭の行粧のヒロインの斎王代は、斎王の代わりという意味で、本来は賀茂の神に仕える斎王と呼ばれた皇女のことです。平安時代初期、嵯峨天皇の皇女を初代として代々天皇の内親王が務め、鎌倉時代、後鳥羽天皇の皇女が退下するまで四百年間、三十五代の斎王が賀茂の神に仕えてきました。斎王は賀茂の斎院に移り住み、祭儀や賀茂祭に奉仕しました。その斎院は紫野辺りにあったそうですが、応仁の乱で焼失しました。斎王代が主役となっての葵祭の歴史は、それほど古いものではなく、幕末、太平洋戦争末期に祭が途切れたことがあり、戦争中から戦後にかけての中断から昭和28年に復活し、昭和56年になって斎王代が登場し、今年で第三十六代の斎王代となります。
                     下鴨神社第三十四回式年遷宮を機に、この春、歴代の斎王をお祀りする社「歴代斎王霊社」が、糺の森の馬場に建立されました。5月15日の今年の葵祭の祭列と腰輿に坐す斎王代は、新しい社から歴代の斎王たちに見守られるかのように、静かに糺の森の新緑の中を進み、本殿へと向かいました。
                       (北嶋八重さん 記)
                     歴代斎王神霊社
                     


                     
                     葵祭の祭列
                     
                     輿の斎王代
                     
                     斎王代の牛車
                     
                    さわやかな緑蔭の祭列、たしかに「風みどり」を感じますね。

                    新社の「歴代斎王霊社」ぜひ訪ねてみたいです。

                    八重さん、ありがとうございました!
                     

                    「大津・本丸句会」(第68回)

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                      ☆ 4月24日(火)「大津本丸句会」が開かれました。
                        一村葵生さんから句会報が送られてきましたのでご報告します。
                        作成は吉田孟さんが担当してくださったそうです。

                       
                       ★ 主宰の一句         
                        
                       白牡丹内へ内へと紅を足し   田島和生 
                       「白牡丹といふといへども紅ほのか」という虚子の有名な句がある。この句などはものをよく見て写生することの手本のような句である。白牡丹のほのかな紅の上にさらに何が発見できるか。主宰の句はそれを見出したところに成った。白牡丹のほのかな紅は、幾重にも重なる花びらの内へいくほど「紅を足し」ているのであった。
                       もう一句。「繻子光りして花反らす紅牡丹」
                        (一村葵生)
                       
                      ☆ 田島和生主宰選(◎印特選)

                      ◎高僧の法話遠のく目借時     筧 ゆき
                       
                      ◎惜春や旅信したたむ木の駅舎  西村千鶴子
                       
                      ◎水郷の舟のさきざき夏燕     青木陽子
                       
                      アーモンドの種植ゑし朝寒戻る 井上美恵子
                      春昼の厨に子供シェフ二人      筧 ゆき
                      一山の一寺閉ざされ春の逝く  西村千鶴子
                      日は高く戻せ戻せと荒神輿      一村葵生   
                      春宵やただ酌み交はす父と子と 井上美恵子    
                      影淡き湖畔の松や花曇        安藤えいじ     
                      湖暮れて風の置き去る花筏    安藤照枝       
                      春暖炉蕎麦をすすりて山男   竹内悦子     
                      かくれんぼ枝垂桜の傘のなか  前田かよ子      
                      山笑ふ天橋立股のぞき         山田流水  
                      鳶の声わたる山すそ初蕨      筧 ゆき
                      蹲踞に羽霧る番明易し          青木陽子  
                      島ひとつ置きみづうみの朧かな 熊村あけみ   
                      伐られたる新樹の樹液幹伝ふ   一村葵生  
                      たちまちに君の朱唇へ飛花落花 安藤えいじ         
                      ちりぢりに城下花散るそこかしこ  吉田 孟
                      お茶室へ誘ふ小径花篝        筧 ゆき
                      火縄銃吊せる市や春埃        山本和生
                      光る風幟の高くひるがへり     一村葵生     
                      花黄楊に鳥のきてゐる日和かな 西村千鶴子    
                      化粧牛市にずらりと桃の花     山本和生
                      遠乗りのハーレーの列風ひかる 熊村あけみ
                      けんけんの子や連翹の花明り  西村千鶴子
                      枕経の僧の白足袋春の泥      山本和生
                      口紅の常より濃きかリラの花     安藤えいじ
                      老猫に七種ワクチン桃の花   吉田 孟
                      春深し宴のあとの庭の闇      竹内悦子
                      のどけしやさあてと母のひとり言 前田かよ子
                      花冷や胸から背へ聴診器      安藤えいじ
                      警策を壁に立て掛け春深し    安藤えいじ
                      あかあかと浄土あらはる春落暉 熊村あけみ
                      まんまんと水の近江や桜散る   熊村あけみ  
                       
                       
                       ★ 大津本丸句会のご案内  10時30分〜12時30分

                      5月29日(火)大津生涯学習センター 201号室
                      6月26日(火)大津生涯学習センター 201号室
                      7月24日(火)大津生涯学習センター 301号室     
                               
                      ☆ 一村葵生さんが「日向大神宮」の写真とコメントをお送りくださいました。
                        以下にご紹介します。
                              
                       インクラインの上の端で疎水を渡り、東山に入って急な坂道を上っていくと日向大神宮がありました。境内はひっそりとして時折青葉風が吹きすぎ、初夏の心地よい日差しがふりそそいでいました。鶯の音が透きとおり、都大路の賑わいとは別世界。京都というのは懐の深い街だと感じました。帰りに外国人の若い二人連れが登ってきて、こんなところにと驚かされました。
                        (一村葵生さん 記)
                       


                       


                       


                       


                      少し鄙びた神社に、青葉若葉が鮮やかに映えていますね。

                      葵生さん、ありがとうございました!
                       

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