「雉」関西句会 細見綾子のふるさと吟行句会

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      7月1日(日)〜2日(月)、「『雉』関西句会 細見綾子のふるさと吟行句会」が開催されました。参加された小谷廣子さん・北嶋八重さんからご報告と写真が送られてきましたのでご紹介します。

     
    ★ 第1回 句会 (平成30年7月1日 於 丹波市休養施設「やすら樹」)

     はるかまで田川涼しく流れけり       田島和生
     
     桑の葉に桑の葉の色蛙の子        田島和生

     ◇ 田島和生主宰選(◎は特選)
         
    ◎揉み合うてゐる子燕の五つ六つ     小谷廣子
     
    ◎綾子の家塵ひとつなき涼しさよ      西村千鶴子
     
    ◎綾子の家夏炉に古き棕櫚箒       青木陽子
     
     整ひし部屋に涼しく座りたり        北嶋八重
     山せまる窓に一面合歓の花        居相みな子
     白南風や綾子生家の通し土間      井浪千明
     風薫る丹波の道の幾曲り          中野はつえ
     白南風や綾子生家の屋敷神        田子カンナ
     涼風や綾子生家の土間渡る        大西トヨ子
     開け放つ綾子生家へ青田風        原 万代
     綾子師の直筆の句や緑さす        小谷 廣子
     大欅標(しめ)縄(なわ)朽ちて苔の花    田子カンナ
     川底にゆるる夏日の木の根橋       小谷廣子
     緑蔭や杖つく嫗歩の確か          北嶋八重
     蚕の宮や老鶯の声一度切り        大西トヨ子
     緑陰にたたずみをれば水の音       田子カンナ
     山寺へ磴百段の暑さかな          小谷廣子
     葉桜や綾子生家の糸車           居相みな子
     石段の先に山門青楓            熊村あけみ
     深緑の只中にある生家かな        居相みな子
     濡れ縁に座して遠嶺の風涼し       柴田惠美子
     蚕の宮の小さき茅の輪をくぐりけり    小谷廣子
     でで虫の句碑にでで虫這ひ上る      沢田清子

     ◇ 中野はつえ特選
     
     梅雨深し幣の古りたる木の根橋      熊村あけみ

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    ★ 第2回 句会 (平成30年7月2日 於 丹波市休養施設「やすら樹」)

     禅林の蜥蜴るり色苔にはね     田島和生
     
     隻腕の仏ゐませり青楓        田島和生

    ◇ 田島和生主宰選(◎は特選)
       
    ◎山の風わたる鎮守の茅の輪かな    北嶋八重
     
    ◎やや青き丹波の国の梅雨の月     井浪千明
     
     日盛りに照る桑の葉や綾子句碑    林 杉子
     木彫の朽ち仏あまた白蓮        小谷廣子
     梅雨茸裏参道のあちこちに       大西トヨ子
     白蓮の朝靄の中開きたり        井上基子
     夏山を背に木彫の朽ち仏        小谷廣子
     欣一の綾子へ書簡緑さす        柴田惠美子
     古刹へと裏参道の青楓         居相みな子
     一と枝は池の面に触れ合歓の花    赤堀 健
     前山の迫る池畔や合歓の花      小谷廣子
     まつすぐに一両電車青田波       田子カンナ
     炎昼や一木秘仏いたく裂け       林 杉子
     梅雨晴間湿りに光る床柱        林 杉子
     花合歓へやはやは移る雲の影     中野はつえ
     丹波路の古りし駅舎や青芭蕉     居相みな子
     ざりがにの爪で捉へし生きしもの    柴田惠美子
     剥落の木佛あまた堂薄暑        北嶋八重
     青鷺の程よき間合見つめ合ふ     原 万代
     懐の深き丹波や送り梅雨        赤堀 健
     石仏のかぶる帽子に苔の花      山田流水
     大蟻や雨に打たれて光りをり     井上基子
     捨女の地綾子の地なり青田風     中野はつえ
     朝雲の走る丹波や合歓の花      井浪千明
     大土間に竈(かまど)残りて青田風   林 杉子
     古民家の土塀高きに花柘榴      大西トヨ子

     ◇ 中野はつえ特選
     
     朝雲の走る丹波や合歓の花      井浪千明

     
    「雉」関西句会 細見綾子のふるさと吟行
     7月1日、2日と田島和生主宰はじめ、関西の同人と会員の22名の出席で開催された。
    【1日目】
     昼食は各々車中ですませ、午前11時より、柏原駅で小型バスに乗り出発。車窓よりの田捨女像を後に、木の根橋→高源  寺→細見綾子生家→達身寺と吟行。
    <木の根橋>
      
    樹齢千年の大ケヤキの太い根が、幅6mの川を跨いで橋となっている。
    <高源寺> 
     織田信長の丹波攻めで焼き討ちにあい全焼したが、高巌和尚が柏原藩主の援助を得て、現在の建物を建立し た。この古刹を水上勉が絶賛している。「誰もが訪ねる大徳寺の石畳や大原の三千院の参道など美しいけれど、やはり都の寺だ。足元にもおよばぬ。ここは鬼気せまる禅機がみなぎり、身をおいただけで肝をあらわれる生気あるように思える。」
    <細見綾子生家>
     平成27年7月に遺族から土地建物と、永続的な管理並びに市の文化振興に寄与するためにと1億円の寄付を受け、見学施設としてリノベーションされた。奥座敷の陳列棚には、沢木欣一の綾子への手紙、綾子の愛用品(指輪、腕時計、かわとり包丁等)が、きちんと飾られていた。
    <達身寺>
     丹波の正倉院と呼ばれる。木彫の腕のとれた仏像や未完のものやお腹のふくらんだ仏像、その他たくさん収蔵されていた。 
     吟行の後、日帰りの人は投句を預けてそのまま柏原駅へ。宿泊の15名は、夕食後、8時より第1回目の句会。
     【2日目】
      朝9時より第2回目の句会。昼食を済ませて、宿泊施設のバスで駅まで送っていただき、それぞれの帰路についた。
      中野はつえさん、柴田恵美子さんをはじめ兵庫県の各句会の皆さんにお世話になり、楽しい吟行の旅を無事終了した。
                                             (小谷廣子記)
     高源寺惣門
     


     
     仏殿
     
     高座神社の綾子句碑
     
     兵庫の皆さん
     
     奈良の皆さん
     
     滋賀・京都の皆さん

     細見綾子生家
     


     達身寺
     

    みなさんの華句や写真から、細見綾子生家のたたずまいや、
    綾子が過ごした丹波の景がよく伝わってきます。
     
    ぜひ、訪ねてみたいと思います。
     
    八重さん、廣子さん、ありがとうございました!
     

    「雉」京都吟行句会100回記念 & 関西鍛錬会

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      ​☆ 9月3日(日)〜4日(月)、「雉」京都吟行句会100回記念 & 関西鍛錬会が開催されました。 吟行地は「栂ノ尾高山寺」、「北山杉中川集落」、「福徳寺」界隈。参加者は17名でした。

        参加された小谷廣子さん・安藤えいじさんからご報告が、藤田侃也さんから写真が送られてきましたのでご紹介します。今回は、廣子さんが「主宰の一句」鑑賞を書いてくださいました。
       

      ☆主宰の句
       
       稲架の籾噛めば甘かり京の果  田島和生
       
       僧正の兎いづこへ走り萩      田島和生

       京北の田園を歩くと稲架干しが目に付く。そっと手を伸ばし籾をいただく。噛んでみると、口の中にまろやかな甘い香りが漂う。「籾噛めば甘かり」と具体的に詠み、収穫を前に、作物への感謝の気持ち、その土地の生活が、艶やかに捉えられて、妙味豊かな作品である。(小谷廣子)


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       高山寺

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      ★ 第1回 句会

      ◇ 田島和生 主宰選(◎は特選)
       
      ◎暗きより出で来て光り秋の水  熊村 あけみ
       
      ◎つくつくし鳥獣絵巻うちひろげ  二宮 英子
       
      ◎淵に来て渦巻く川や秋の風   大前 美智子

       木の実食ぶ鳥の番や裏参道   大前 美智子
       雲の影一山覆ふ秋の風     竹内 悦子
       ふりむける善財童子萩の風   田子 カンナ
       渓谷の底より鳴けり秋の蝉   小谷 廣子
       初紅葉蔀戸あぐる開山堂    二宮 英子
       薄紅葉覆ふ古刹や裏参道     大前 美智子
       爽やかや磨き丸太の琥珀色    小谷 廣子
       日かげりて谷吹く風の秋めけり  大前 美智子
       色なき風鳥獣戯画を見る人に   竹内 悦子
       秋澄むや稚魚の群れては散らばりし 原 万代
       草の穂とぶ一間四方の御廟かな 二宮 英子
       門前の茶屋の厠に草の花     大西 トヨ子
       国宝の柱虫くひ初紅葉       竹内 悦子
       豊年や鳥獣戯画の兎跳ね    小谷 廣子
       つくばひにおどる日の斑や白桔梗 熊村 あけみ
       鳥獣戯画見てゐて刺され残りの蚊 小谷 廣子
       
         
      ★ 第2回 句会

      ◇ 田島和生 主宰選(◎は特選)
       
      ◎心字池魚を沈めて澄みにけり  大西 トヨ子
       
      ◎鮠の子を色なき風の散らしけり 阪上 元
       
      ◎杉の皮流るる早さ水の秋     小谷 廣子

       首筋をさはりて過ぎぬ秋の風   坂上 元
       鳥獣戯画の暖簾吊るして寺の秋 安藤 えいじ
       色鳥や裏参道の水匂ふ     小谷 廣子
       洛北の杉の空澄む日なりけり   井浪 千明
       みそ萩や水泡重ねて魚跳ぶ    二宮 英子
       杉の穂にいびつな月の上りけり  二宮 英子
       谷川の渓の上なる秋の空    藤田 侃也
       谷よりの風の涼しき縁に座し  古澤 厚子
       雲一朶木立をゆする秋の風   田子 カンナ
       一つづつ灯消えゆく月高し    安藤 えいじ
       渓谷の川面をわたる秋の蝶   柴田 惠美子
       

      ★ 第3回 句会

      ◇田島和生 主宰選(◎は特選)
       
      ◎杉山にかかる朝霧鳥威    田子 カンナ
       
      ◎電線の囲ふ稲穂の重さかな   安藤 えいじ
       
      ◎高々と一花を残し蓮は実に  古澤 厚子
       
       高校は森の奥なり豆回し   二宮 英子
       秋嶺の裾より立つる朝の靄  柴田 惠美子
       鐘楼の石垣に這ふ蔦紅葉   居相 みな子
       鯉群れし池の萍紅葉かな   大前 美智子
       どこ見ても北山杉や秋日濃し 竹内 悦子
       冷やかな山水引ける寺の池  大前 美智子
       朝冷や池に数多の鯉沈む   藤田 侃也
       里山は墨絵ぼかしや虫すだく 井浪 千明
       毬栗の色づき初めし峡の風  柴田 惠美子
       露草や歩き疲れし足許に    大前 美智子
       小流れの水きらきらと花すすき 井浪 千明
       刺虫が十匹ほども一つ葉に  一村 葵生
       爽やかや里の水路の縦横に   熊村 あけみ
       本堂の軒の朝露石を打ち    藤田 侃也
       山寺へ磴の片隅ちちろ鳴く   居相 みな子


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      ☆ ひとこと
        第100回を記念いたしまして京都京北方面へ1泊の吟行句会をさせていただきました。お忙しいところ主宰の出席をいただき、また横浜の二宮英子さまも駆けつけてくださり賑やかな句会になりました。いつもながら安藤えいじさんのお世話で、楽しく、実りある句会になりました。皆様、ありがとうございました。
      (小谷廣子 記)

       
      キラキラした木漏れ日、澄んだ川のせせらぎ、萩の風・・
      京北の秋の景が見える爽やかな吟行句ばかりですね。

      廣子さん、侃也さん、えいじさん、ありがとうございました。
       

      「雉」同人総会 in 奈良

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        平成27年 第22回「雉」同人総会が、奈良で開催されました。


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        ☆ 第1日 6月21日(日)
         


        梅雨の最中で、大変不安定な天候の中ではありましたが、全国から66名の出席
        者を迎え、奈良吟行・総会・懇親会、それぞれ楽しく充実した会となりました。

        それぞれ一部ではありますが、以下に写真をご紹介します。
        北陸支部の福江ちえりさんからも何枚かご提供いただきました。
        福江さん、ありがとうございました!


        ◇ 吟 行
         

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         唐招提寺


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         薬師寺


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         平城京跡


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         春日大社


         

        ◇同人総会


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         元同人会長 藤江駿吉さん 


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         新同人会長 水野征男さん


        ◇ 懇親会


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         アトラクション 平城山相撲甚句会のみなさん

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         スピーチ 梅園久夫さん


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         スピーチ 青木和枝さん


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         スピーチ 塩田佐喜子さん


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         ハーモニカ 水野征男さん


        ☆第2日 6月22日  吟行句会


        吟行句会に先立ち、塩田佐喜子さんより新人賞のご紹介がありました。
        今年度の「新人賞」は広島の大原恵子さん!

        満場一致に近い賛同により決定されたそうです。

        大原さん、おめでとうございます!


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        ◇ 吟行句会入選作品


        ★ 田島和生主宰選(特選◎)


        ◎西塔の水煙はるか夏燕       大片紀子


        ◎蔀戸を上げて和上へ朴の花    児玉幸枝


        ◎灯籠のうす紙を食む鹿の子かな  荒井八千代


         金堂の列柱に罅日かみなり      三上節子
         光背は化仏千体風涼し         小室登美子
         雨あとの苔の真青や鑑真廟      近藤弘子
         神杉の間より出でし袋角        伊藤由紀子
         沓形の鴟尾に鳩来る梅雨晴間    久保方子
         格子戸の涼しき土間や漢方屋     古澤厚子
         青苔のうねりの向かふ和上廟     北嶋八重
         茫々と遷都の跡や蘆茂る       藤戸紘子
         朝涼や茶粥に落とすあられの香   今田舞子
         梅雨晴や月光菩薩の臍の艶      寺田紀代
         天平の甍に走り日神鳴         内藤英子
         ご廟みち泰山木の花ひらく       青木和枝
           


        ★ 水野 征男 特選
           中野はつえ 特選
         
           青丹よし奈良の早苗田水満ちて  内藤英子

          
        ★ 塩田佐喜子 特選
           御朱印の乾く間の蓮見かな      中野はつえ

        ★ 鈴木 厚子 特選
           天平の甍転がり日雷          神田美穂子

        ★ 川口 崇子  特選
           鑑真の寺に来て聞く初の蝉       近藤弘子


        ★ 久保 方子 特選
           飛火野の鹿へ篠突く夏至の雨    井上千恵子

        ★ 神田美穂子 特選 
           金堂の列柱に罅日かみなり    三上節子
         
        ★ 亀井 朝子 特選
           薬師寺の鴟尾吹き渡り青田風    海野正男


                
        以上、主宰選以外は特選句だけをご紹介しました。

        みなさん、本当におめでとうございます!


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         閉会の挨拶 中野はつえさん

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         司会 藤田侃也さん


        選者のお一人、塩田佐喜子さんが選評の中で、「天候の急変で大変でし
        たが、困ったことも全て句になっている。困ったことを全てチャンスに変え
        られるみなさんです・・」と話されていましたが、その通りだと思いました。

        「雉」の諸先輩方の句作への執念と深い思いが見事に昇華されたような
        作品ばかりで、大変勉強になりました。


        これを機に「雉」俳句のさらなる発展を祈りつつ、自らも精進していき
        たいと思います。


        「雉」創刊30周年記念大会 in 広島

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           3月28日(土)、「雉」創刊三十周年記念大会が広島で開催
           され
          ました。
           

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           田島和生 主宰

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           記念講演「飴山実の俳句」 秋篠光広氏




          ◇「雉」創刊30周年記念大会作品集より(関西地区関係)



           田 島 和 生 主宰  選     
              夜能果て御堂をつつむ虫の声    北嶋八重


           秋 篠 光 広 特選(雑詠)   
              脱線のおもちやの汽車や冬銀河  藤田侃也


           越 桐 三 枝 子  特選(雑詠)   
              待春のさざなみ分けて出港す     伊藤由紀子

             
           河 野 照 子  特選(課題)   
              深山の谺となりて雉のこゑ      柴田恵美子


           依 田 久 代  特選(雑詠)

              歌垣は獣道なり花すみれ      伊藤由紀子
           
           

          以上、主宰選以外は特選句だけをご紹介しました。
          入選句も多数ありました。


          みなさん、おめでとうございます!



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           祝宴 オープニング アトラクション「清盛の唄・音戸の舟唄」
           呉市「音戸の舟唄保存会」のみなさん

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           新編集長 塩田佐喜子さん




          翌3月29日は、安芸高田市において吟行句会(八千代神楽鑑賞)が開催されました。



          ◇吟行句会入選作品(関西地区関係)

               
           田 島 和 生 主宰 選
              うら若き乙女笛吹く里神楽       藤田侃也

            井 上 千恵子 特選
           中 野 はつえ  選

              神楽見に記紀の里訪ふ花の頃    古澤厚子

           神 田 美穂子 特選

              舞ひに舞ふ大蛇退治や里神楽    藤田侃也 


           内 藤 英 子 特選

              春灯へ太刀舞の太刀踊り出づ     新谷亜紀

           川 口 崇 子 選
           内 藤 英 子 選
               山笑ふ神楽の大蛇大うねり            伊藤由紀子

           佐 保 光 俊 選
           
             神楽笛のどかに吹きて始まりぬ    北嶋八重
           
           中 野 はつえ 選

              祝宴や清盛の舞ふ春の宵        小谷廣子
           
            川 口 崇 子 選

              姫の面とれば男の子や里神楽     古澤厚子


           
            みなさん、おめでとうございます!


           

          今回も、広島地区のみなさんにはきめ細かく手厚いお世話をいただき、
          心から感謝してい
          ます。おかげさまで楽しく充実した2日間を過ごすこと
          ができました


          「雉」俳句のさらなる発展を祈りつつ、名残惜しい広島を後にしま
          した。
           
          本当にありがとうございました!

           


           


          「雉」全国大会 in 静岡

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             第12回「雉」全国俳句大会が、静岡で開催されました。


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            平成26年「雉」全国俳句大会が11月24日、静岡で開催されました。

            参加された
            北嶋八重さんから速報メールや写真が送られてきましたので、
            関西地
            区関係のみご紹介します。
             


            ◇「全国大会作品集」入選作品
             (関西地区関係)


             田島和生 主宰 入選
             二 宮 英 子  特選
             中 野 はつえ 特選    
                  赤ん坊の手足の力青くるみ      柴田 恵美子(尼 崎)

             山 本 洋 子 特選
               
                     まっすぐに伸びて青田の道となり    井上あき子 (播 磨)

              鈴 木 厚 子 特選   
              篠 崎 玉 枝 特選       
                         雲海の富士を沈めてしまひけり     原 万代 (姫 路)

             
             

            以上、主宰選以外は特選句だけをご紹介しましたが、入選句も多数あったそうです。

             


            ◇吟行句会入選作品(関西地区関係)

             
              水 野 征 男 特選

                   散紅葉帯をきりりと車曳き      大西トヨ子 (明 石)


             

            みなさん、本当におめでとうございます!


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             中野はつえさんと柴田恵美子さん



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             井上あき子さん・中野はつえさん・原万代さん



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             関西句会の皆さん


            みなさん、晴れやかな笑顔で素敵ですね!

            世界文化遺産に登録された富士山の下、今回も盛会だったようです。
             
            幹事をしてくださった静岡地区のみなさん、お世話になりまし
            た。


            「雉」俳句がさらに発展しますように!




            「雉」関西鍛錬会 in 奈良「天好園」

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               4月26日(土)〜27日(日)、「雉」関西鍛錬会が開催され


               ました。吟行地は「東吉野村」、参加者は11名でした。

               


              参加された古澤厚子さんからご報告メールや写真が送られてきましたのでご紹介します。

               

              吟 行 記


              近鉄榛原駅に10時30分集合。
              天好園のマイクロバスに乗車、深吉野吟行に出発。天気は申し分のない快晴。


              岩燕飛び交い、著莪の花の群生する鷲家川に沿って走り、天誅組
              の志士の墓は車中から、そして日本最後の狼の像を俳人の目で眺め、高見川と名の変わった(次は吉野川・紀ノ川となる)川筋を東吉野を愛した俳人原石鼎庵に到着。当時の暮らしぶりを偲び山腹よりの大自然を満喫する。


              吉野杉の山間を縫って丹生川上神社に到着。大杉に手を当て諸々
              を祈願。丹生真名井の名水に喉を潤す。石楠花の咲く曲道を走り最終の吟行地・句会場・宿の天好園に到着。


              園内は石楠花・雪柳・残花・水芭蕉・あけびの花・つつじ・椿・
              若楓等々に彩られ、高見川支流の小川も流れ、鮎も釣れると言う。鶯等さまざまな鳥が囀り自然一杯の素晴らしい所でした。句会は計3回。阪上元さん・小谷廣子さんの行き届いたお世話により楽しい二日間を過ごすことが出来ました。   (古澤厚子記)



              ★ 1回目句会・・26日2時より

              ◇田島和生主宰選(◎は特選)

              ◎桜東風石鼎庵を吹き通り      藤田 侃也

              ◎深吉野の野芹芳しめし処     中野 はつえ

              ◎雄叫びの狼像へ初音かな     大西 トヨ子


               桜蕊狼像の口に降り          古澤 厚子
               花は葉に天誅義士の石碑かな    大西 トヨ子
               花の風石鼎旧居開け放ち       小谷 廣子
               晩学のまなこにまぶし紫木蓮     柴田 恵美子
               桜蕊降りつぐ天誅組の墓        小谷 廣子
               切岸に群がりゐたる著莪の花     小谷 廣子
               吹貫の茅葺き御堂花しきみ      阪上 元
               薫風や鑵子の蓋の杉匂ふ       大西 トヨ子
               川沿ひに雪洞並び花は葉に      小谷 廣子
               雉うどん食べて吉野の残花かな    鈴木 逵子

               

              ★2回目句会・・・26日20時より


              ◇田島和生主宰選(◎は特選)

              ◎山の水入れし生簀や菖蒲の芽   小谷 廣子


               夕さりの瀬音の高き山桜        柴田 恵美子
               花楓社の白き幣の揺れ         柴田 恵美子
               石楠花や山寺に鳴る時の鐘      大西 トヨ子
               山の鳥嬉々と啄む残花かな       阪上 元
               岩燕川面を掠め宙返る         中野 はつえ
               石鼎庵衣桁の衣へ南風        大西 トヨ子
               強東風に千年杉の幣吹かれ      藤田 侃也
               降り立てば若葉の匂ふ峡の駅     古澤 厚子
               銅屋根の真名井へ降れる桜蕊     柴田 恵美子
               しぶき上げ鯉のつるみし朧かな   中野 はつえ
               泥銜へせつせと洞へ岩燕       古澤 厚子
               深吉野の水流れゆく暮春かな    安藤 えいじ
               石鼎の旧居二間や柿若葉       阪上 元

               

              ★3回目句会・・・27日10時より


              ◇田島和生主宰選(◎は特選)

              ◎やどり木のあけびの花のこむらさき  鈴木 逵子

              ◎囀に目覚むる吉野泊りかな       阪上 元

               裏山の朝の鶯声しきり           小谷 廣子
               深吉野の水の流れや水芭蕉      小谷 廣子
               初つばめ狼像に飛びにけり       松村 節子
               湯屋めぐる流れにのりし花のくづ    中野 はつえ
               雉鳴くやくろぐろ沈む山の鯉       柴田 恵美子
               深吉野の谷に高らか雉の声       阪上 元
               春暁に輝きゐたる奥吉野         安藤 えいじ
               鳴き頻る鶯に醒む旅の宿         大西 トヨ子
               囀りや朝日片照る奥吉野         阪上 元
               椿落ち朝日の日差す吉野宿       松村 節子
               宿り木に絡まる蔓や通草咲く      大西 トヨ子
               句帳手の師の見え隠れ若楓      古澤 厚子
               御社の脊山に蕨数多かな        大西 トヨ子
               山国の洗鯉なるさくら色         小谷 廣子
               鶯に目覚むる宿の山気かな       古澤 厚子
               真青なる空を旋回岩燕          柴田 恵美子


              totenko.JPG
               天好園

              tanrenkai1.JPG

               句会風景

              tanrenkai2.JPG


              tanrenkai3.JPG


              新緑を背に、みなさんの笑顔もさわやか!

              厚子さん、ご報告ありがとうございました。





              「雉」新年大会 in 広島

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                 1月19日(日)、平成25年「雉」新年俳句大会が開催されま
                した。

                2014_0121shusai.JPG


                参加された北嶋八重さんからご報告メールや写真が送られ
                てきましたので、関西地区関係のみご紹介します。

                 雉賞授賞式
                1月19日雉賞授賞.JPG

                 受賞者の堀向博子さんと小谷廣子さん。お二人の晴れやかな笑顔。
                  本当におめでとうございます!田島主宰もすごく嬉しそうでいらっしゃいますね。

                受賞記念・九谷焼雉の香合.JPG
                 受賞者お二人に贈られた記念の九谷焼(雉の香炉)


                小谷廣子さんの受賞の挨拶.JPG
                 受賞の挨拶をされる小谷廣子さん


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                 授賞式後の会場ロビーで(関西地区のみなさん)


                 

                翌日1月20日は、竹原保存地区吟行句会が開催されました。


                ◇吟行句会入選作品(関西地区関係)

                  
                  田島 和生主宰 選

                 

                   蔵の壁木舞あらはに蔦枯るる       松村節子


                   大銀杏山をそびらに枯れつくし      藤田侃也


                 

                2014_0120大寒の竹原吟行.JPG
                 20日は大寒。厳しい寒さの中での吟行句会だったそうです。


                竹原吟行句会.JPG


                広島の皆様方の行き届いたお世話に感謝しつつ、寒さも忘れて遠足気分での楽しいひと時を過ごすことができました。(北嶋八重さん言)


                幹事をしてくださった広島地区のみなさん、今年もお世話になりました!

                 


                「雉」全国大会 in 東京

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                   第11回「雉」全国俳句大会が、東京で開催されました。




                  平成25年「雉」全国俳句大会が東京で開催されました。参加された句友からご報告メールや写真が送られてきましたので、関西地区関係のみご紹介します。


                   

                  ◇「全国大会作品集」入選作品(関西地区関係)


                    亀井 朝子  特選

                              橋わたるたび闇深め蛍船            安藤 照枝


                    檜垣 惠子   特選
                    井上千恵子  特選

                              結願の白衣へ芭蕉玉解けり          安藤 照枝


                    太冶 都   特選           
                              羽抜鶏はばたきばかり繰り返す        伊藤 由紀子


                    大片 紀子  特選  
                              真つ白な磯着きりりと鮑海女         小谷 廣子



                   

                  ◇吟行句会入選作品(関西地区関係)
                    
                    田島 和生主宰 選

                              すぐに着く矢切の渡し野菊晴         伊藤 由紀子


                    依田 久代  特選
                    伊藤 由紀子  選
                    塩田 佐喜子  選
                    近藤 弘子   選

                              寅さんの雪駄の埃秋深む           中野 はつえ

                     
                    亀井 朝子   選

                              寅さんのトランクの傷天高し          伊藤 由紀子



                     みなさん、本当におめでとうございます!

                   


                   新同人のみなさん
                   関西地区からは阪上 元さんと北嶋八重さんが新同人に。おめでと
                  うございます!



                    新同人を代表して挨拶される 阪上 元さん


                        
                        
                    鈴木厚子先生を囲んで






                  参加者は140人。今回も大盛会だったようです。
                  幹事をしてくださった東京地区のみなさん、お世話になりました!

                  今後もますます「雉」俳句が発展しますように。





                   

                   


                  「雉」新年大会 in 広島

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                    1月27日(日)、平成25年「雉」新年俳句大会が開催されました。

                    会場はホテルグランビア広島。出席者は総勢134名でした。

                    大会当日の広島は昼過ぎから雪催い。とにかく寒い1日で、夜にはとうとう積もる雪となりました。でも、さすが「雉」の拠点広島で、お世話をしてくださった幹事の方々を始め参加者の大半が地元のみなさん。1日中温かくて親しみやすい広島弁が飛びかい、熱気ある大会でした。


                    ◎各賞の発表と授賞

                      受賞者(敬称略)

                     ★ 俳人協会俳句大賞

                        ひとつまみ麦茶にとかす能登の塩  大前 貴之


                     ★ 雉 賞  
                    「氷 室」  大片 紀子


                     ★「雉」課題句 年間優秀賞
                      
                      
                    (天) 術後の目しづかな雨の石蕗の花  志地久三子


                      (地) 月暈の水仙香り放ちけり      岩本貴志
                              
                      (人) 実梅捥ぐ御所の園丁高梯子    松本陽子


                    受賞のみなさま、本当におめでとうございました! 
                     

                     

                    ◎講 演 「万葉漫歩」 田中忠夫 先生



                    ◎夜の親睦会


                     開会の言葉  田島和生主宰



                     スピーチ  関西支部長 中野はつえさん

                     

                    今回、「雉」課題句年間優秀賞を受賞された松本陽子さんは、スピーチの後、
                    替え歌にされた「相撲甚句」をご披露くださいました。


                    ご本人のご了承を得て、以下にその一部をご紹介します。

                    「花づくし」
                    あまた銘花のある中で
                    我らが自慢の「雉」俳句
                    先生方や幹事さん
                    ご出席なる皆様と
                    思い出話に花が咲き
                    未来の話に花が咲き
                    俳句の話に花が咲く
                    これぞ誠の心の花よ
                    ハ〜ドスコイドスコイ♪



                    アトラクション「津軽三味線」



                    津軽三味線に合わせて。
                    田島主宰を中心に踊りの輪が・・。




                    最後は広島地区のみなさんによる「花は咲く」の大合唱。心にしみる歌声でした。

                    幹事をしてくださった広島地区のみなさん、本当にお世話になりました!





                     原爆ドーム(2013年1月28日朝)  【撮影:yuri shintani】




                     


                    「雉」全国大会 in 京都

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                      第10回「雉」全国俳句大会が、京都で開催されました。

                      ☆第1日(1028日)

                      ◇俳句大会と親睦会

                      1日目は俳句大会と親睦会。外は冷たい晩秋の雨でしたが、全国から138名の出席者を迎え会場となった京都国際ホテルの中は熱気がいっぱい。みなさんの表情も晴れやかで爽やか。楽しく充実した大会となりました。


                      大会式次第 


                      開会の言葉(中野はつえさん)  



                      大会挨拶(田島和生主宰)


                      司会(藤田侃也さん)



                      新人賞受賞(長岡はるみさん)



                      新同人のみなさん


                      講演「杉田久女と杉田宇内・そしてその系譜
                      ―石昌子の取り組みを通して」
                      石 太郎先生


                      石太郎先生と田島主宰

                       

                      夜の親睦会





                      アトラクション 舞妓踊り


                      田島主宰を囲んで



                      舞妓さんを囲んで




                      ☆第2日(1029日)  吟行句会

                      ◇吟行句会入選作品

                      田島和生主宰(特選◎)
                               ◎後の月花見小路を人流れ     塩田佐喜子 
                               見返りの弥陀や黄葉の雨しづく  佐藤静香
                              鹿おどし黒き大鯉動かざり     児玉満寿子
                              百態の水子地蔵や小鳥来る   荒井八千代
                              一つまた一つ小路の秋ともし    栗栖英子
                              一力に仕出し届けり十三夜     檜垣恵子
                              銀杏の実お東さんの塀に降る   藤原幸子  
                              色変へぬ松に雨沁む銀閣寺    亀井朝子
                              野宮の竹騒めきて秋入日      廣兼厚子
                              草の絮琵琶湖疏水に乗りにけり 石川かね子
                              団栗に走る朱色や元離宮      川口崇子
                              仏手柑みかへり彌陀の寺に売る 田上さき子
                              白菊や胸高帯の京人形       下見博子
                              深秋や間口の暗き煎餅屋      中村育野
                              マスターの無口に砕く胡桃かな    新本孝子
                              色変へぬ松金閣の池に映ゆ    森下由男
                              
                        ★指名選評選者入選作品(関西支部関係) 特選◎

                                ◎ 化野の鐘の音どく刈田かな     東和子

                            ◎ 石ひとつ積まれ秋思の石仏      新谷亜紀

                         唐門のいよよ艶めく初しぐれ      中野はつえ

                              漆塗る南座の艶雁わたし        東和子

                       寂光院琵琶を聴きゐて秋惜む     北嶋八重

                       銀杏に肩を打たるる門跡寺      中野はつえ

                               銀杏の実お東さんの塀に降る    藤原幸子 

                       十牛図古書肆に求む京の秋     渥美保 

                               花街の色変へぬ松塀を越え     柴田恵美子

                       豊年や名酒並ぶる先斗町       柴田恵美子
                       大鐘より出でし秋蚊に刺されけり   藤田侃也

                               叡山を雲の次々紅葉晴       田島和生

                      雨の輪に水尾を重ねて濠の鴨   古澤厚子

                      地に据うる鐘に音なく秋時雨     徳永絢子

                      香焚いて商ふ露天秋しぐれ     古澤厚子


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