☆10月27日・28日の両日、第17回「雉」全国俳句大会が、「からすま京都ホテル」で開催されました。
第1日(10月27日)
写真はそれぞれ一部ではありますが、合わせてご覧ください。
新同人のみなさん
(左から、鷹野主政子さん、壇上で代表挨拶をされている 渡邉小夜子さん、
倉橋みどり 先生(フリー編集者・ライター・俳人)
閉会の言葉(二宮英子さん)
10月27日(第1日目)の午後6時〜、大会会場から模様替えされた「双舞」の間で懇親会が開かれました。司会者は。柴田惠美子さんと山田流水さん。主宰の挨拶、同人会会長水野征男さんの音頭により、京都慣例の地酒での乾杯!
京料理を味わいながらの歓談後、アトラクションは「舞妓の京舞鑑賞」。祇園の舞妓さん二人による京舞「君に扇」・「祇園小唄」が披露されました。佳つ桃さんと佳つ春さんの愛らしくも艶やかな舞姿と芸妓(地方)の君鶴さんの三味線の音色と美声、しっとりとした容貌に、皆さん、うっとりされていました。舞の後、各テーブルを回られた舞妓さんとの記念撮影やお話で、宴席は華やかな雰囲気になりました。
舞妓さん等に付き添って来られた創業百年を超える祇園のお茶屋「吉うた」の名女将、高安美三子さんによる芸舞妓さんと演目の紹介、そして京舞についてのお話を伺うことが出来たのは、特別のことでした。江戸時代から現在の五代目の人間国宝・五世井上八千代に受け継がれ、祇園甲部の正式の流派で、京都の春の行事となっている「都をどり」を支えているのも京舞井上流です。
高安美三子さんは、「鷹」の同人で、かつて藤田湘子門下で学ばれたことを自らお話になり、現在は小川軽舟氏の下で俳句を楽しまれています。「皆さんともっと俳句のお話をしていとおす。」と名残を惜しみながら退席されました。
教えていただいた一句をご紹介させていただきます。
水仙や祇園に一人の女弟子 藤田湘子
その後、水野征男さんのハーモニカ演奏、北陸地区の皆さんの「おわら風の盆の踊り」に新同人で富山出身の田子カンナさん(奈良県)も加わられて。盛り上がりました。
懇親会は、終始和やかな雰囲気の中、8時に司会者の三本締めに唱和して終宴となりました。各御席を回り、舞妓さんとご一緒の記念撮影をして、ブログでご覧いただいていますが、「白川」の御席の皆さんを撮り忘れましたこと、大変申し訳ありませんでした。 (北嶋八重さん 記)
舞妓の京舞
嵯峨御席
岡崎御席
岩倉御席
北陸地区の皆さんの踊り
関西地区一同
◇第2日(10月28日)吟行句会
なお、北陸支部のサイトにもたくさんの写真がUPされています。
撮影はサイト管理者の福江ちえりさんです。ご協力ありがとうございました!
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「雉」俳句が今後ますます発展しますように!