「関西句会」(第205回)

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    ★2月23日(日)小田北生涯学習プラザ(尼崎市)において「関西句会」が開かれました。
     井浪千明さんから句会報が送られてきましたのでご報告します。

    ☆ 田島和生主宰選 (◎は特選)
     
    ◎ 囀や一番高き樹に寄りて      竹内悦子
     
    ◎ 春潮に投網のしぶききらきらす  井浪千明
     
    ◎ 日当れば紅梅ぽつと艶めきて   竹内悦子

    芽柳の木末(こぬれ)かがよふ日照雨かな 小谷廣子
    春立つや生簀の魚立ち泳ぐ      中野はつえ
    島の灯の遠き点滅春寒し       井浪千明
    早春の鷺白々と吹かれをり      柴田惠美子
     相楽神社
    餅花の千の毬揺れ巫女の舞      小谷廣子
    北窓開きみづうみの風通しけり    竹内悦子
    雪解の風や組み干す茶筅竹      小谷廣子
    古民家や幽かに梅の匂ひ来る     井上基子
    しだれ梅縺れ雨粒こぼしけり     井浪千明
    参道に表裏あり梅探る         中野はつえ
    黒雲の切れて魞挿す小舟かな    小谷廣子
    ゆつたりと泳ぎ来る鯉水温む     安藤えいじ
    君に似し姿に迷ふ春の宵       山田流水
    一面の青菜を打てり春霰       柴田惠美子
    カンバスに絵筆走りて風光る     安藤えいじ
    白梅や雲とどこほる千木の空     井浪千明
     

    ★関西句会案内
     
     3月「関西句会」は、 新型コロナウィルスの感染拡大防止のため中止となりました。
     

    ☆ 北嶋八重さんが、ご実家伝来の貴重なお雛様の写真とコメントをお送り
    くださいました。以下にご紹介します。
     雛壇は祖母の、御殿雛は母の、夫婦雛は伯母のもの、何れも明治時代の作です。吊し雛は、10年程前の姉の手作りです。夫婦雛は、伯母が嫁入り道具に持参したのですが、最近、100年ぶりに里帰りして飾られるようになりました。
     毎年、奥座敷に飾られている実家の雛人形ですが、京都西陣より絹屋佐平治が丹後に絹織物の技術を伝えて以来300年に当たる今年は、「丹後ちりめん回廊」が日本遺産に認定されたのを機に、玄関の間に飾り皆さんに見ていただいているようです。
     
      箱ぬれて母の国より雛届く   田島和生
     
          故郷の加賀から娘に雛を送って来た。雪国から届いた箱は少し濡れて
          いたが、目を見張るような美しい雛人形だった。

                  「田島和生集」俳人協会 自註現代俳句シリーズより
     
                              【北嶋八重さん 記】
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    DSCF0005お雛様[2].jpg

     
    夫婦雛 (003).JPG

    拡大して拝見しましたが、ぞくぞくするほど神々しい!
     
    雛壇の少し動きがあるお姿も華やかですね。
     
    八重さん、ありがとうございました!
     

    「関西句会」(第204回)

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      ★1月26日(日)小田北生涯学習プラザ(尼崎市)において「関西句会」が開かれました。
       原万代さんから句会報が送られてきましたのでご報告します。

      ☆ 田島和生主宰選 (◎は特選)
       
      ◎ 鬼の振る火の粉を浴びて厄払ひ  中野はつえ
       
      ◎ 寒風や入江へと飛ぶ潮がしら    小谷廣子
       
      蠟梅にいささかの雨来つつあり    西村千鶴子
      春近き砂に描きありドラえもん     徳永絢子
      日脚伸ぶ段々畑は鶸色に       井浪千明
      折鶴を千羽めざして冬籠        竹内悦子
      笹鳴の次のこゑ待つ庭仕事      西村千鶴子
      にはか巫女袖ひらひらと破魔矢売る 中野はつえ
      寒晴や置きたるやうに竹生島     西村千鶴子
      ブーメラン庭に飛び込む松の内    原 万代
      修正会や鬼は松明振り翳し      井浪千明
      日脚伸ぶ茶房の奥を明るうす     竹内悦子
      雨あとの御所の老松淑気満つ    小谷廣子
      猪鍋やこなから酒に酔ひもして    西村千鶴子
      竜の玉見つけ結界跨ぎけり      中野はつえ
      猫の影よぎれり寒の月あかり     徳永絢子
      餌をあさる嘴に年初の光あり     原 万代
      凍空や杜に集まる鳥の声       柴田惠美子
      夕千鳥啼くや浦廻の潮仏       小谷廣子
      立枯れの柞に滲むる寒の雨     徳永絢子
       

      ★関西句会案内
       
       日 時:2020年2月23日(日)午後1時半〜
       
       会 場:小田北生涯学習プラザ(尼崎市)
            ↓
        https://odakita-plaza.com/about.html
       

      ☆ 北嶋八重さんが、「青蓮院門跡」の寒牡丹の写真とコメントをお送りくださいました。
        以下にご紹介します。
      <青蓮院門跡>
       天台宗総本山・比叡山延暦寺の三門跡寺院のひとつであり、住職が皇室や公家によって受け継がれてきた寺院です。江戸時代に御所の火災により仮御所となったことがあり、「粟田御所」と称されます。門跡寺院らしい建物や庭園は王朝文化の遺構とされ、国の史跡に指定されています。
       部屋に置かれていた鉢植えの寒牡丹の艶やかさは、山裾の寺院の寒さを忘れてしまうほどでした。
      <歳時記> 季語 「寒牡丹」(冬牡丹)
       もともと初夏の花である牡丹の花芽をつみとって、鑑賞用に冬に花を咲かせるようにしたもの。藁囲いをして、寒さの中大輪の花を咲かせる。
       
        飛雪来ることのしばしば寒牡丹  細見 綾子
       
        日おもての寒牡丹紅濃かりけり  中村 フミ        
                          (「風」の歳時記より)
        【北嶋八重さん 記】
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       青蓮院
       
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       寒牡丹
       
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       庭 園
       
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       小御所
       
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       宸 殿
       
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       親鸞聖人童形像
       
      寒さの中、寒牡丹の花だけがふわっとあたたかさをかもし出しているようでステキですね。

      八重さん、ありがとうございました!
       

      「関西句会」(第203回)

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        ★ 12月22日(日)小田北生涯学習プラザ(尼崎市)において「関西句会」が開かれました。
          井上基子さんから句会報が送られてきましたのでご報告します。
         
        ☆ 田島和生主宰選 (◎は特選)
         
        ◎ 雪吊のほどよきゆるび松匂ふ   小谷廣子
         
        ◎ とろ箱に海鼠貼り付く赤と青    井浪千明
         
        ◎ 氷魚の糶すぐに終りし港かな   竹内悦子
         
        大川の水尾とろとろと川普請      井浪千明
        柚子風呂の香に包まれて目を閉づる 井上基子
        雨の中透き通るごと冬桜        北嶋八重
        味噌搗やまくりし主婦の腕太き    安藤えいじ
        街路樹の木の葉飛び込む小鳥店   徳永絢子
        落語会大笑ひして年送る        北嶋八重
        須磨浦の凪の夕映え雪ぼたる    柴田惠美子
        臥せをれば無聊をいやす冬の鵙   原 万代
        梁に簪ふるる里神楽          小谷廣子
        小春日や身に馴染みたる母の衣   西村千鶴子
        凩や暗礁(いくり)の上を波とべり   小谷廣子
        鉄の爪浚ふる冬の川深く        徳永絢子
        唐突に獅子の咆哮園冴ゆる     柴田惠美子
        溶岩(らば)原のくぼみかかよふ霜柱 小谷廣子
        巡回の巡査に蹤きて雪ばんば    徳永絢子
        吾を見てにらむ仁王や冬寒し     山田流水
        三井寺の朝は鶲の地鳴きから     西村千鶴子
        窓いつぱい眩しきまでに柿吊るす  中野はつえ
        師と交はす一献ごとの年の暮     山田流水
        バスを待つ波止場の小屋や隙間風  北嶋八重
        きらきらと宵の明星おでん酒      柴田惠美子
         
        ★関西句会案内
         
         日時:2020年1月26日(日)午後1時半〜
         
         会場:小田北生涯学習プラザ(尼崎市)
              ↓
          https://odakita-plaza.com/about.html
         

        ☆ 北嶋八重さんが、歳晩の京都の写真とコメントをお送りくださいました。
          以下にご紹介します。
        <京都・四条大橋界隈の歳晩>
        鴨川の水面にはゆりかもめが群れをなし、南座には顔見世のまねきが上がり、京都の歳晩らしい雰囲気を醸しだしています。
                  (北嶋八重さん 記)
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         鴨川のゆりかもめ
         
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         南座
         
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         顔見世のまねき
         
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         出雲阿国像

        冬晴の空が目にしみ、しみじみと歳晩の感慨にひたれますね〜。
         
        八重さん、ありがとうございました!
         
        みなさん、どうか良いお年をお迎えください。
         

        「関西句会」(第202回)

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          ★11月24日(日)アネックスパル法円坂において「関西句会」が開かれました。
           安藤えいじさんから句会報が送られてきましたのでご報告します。
           

          ☆ 田島和生主宰選 (◎は特選)
           
          ◎ 茶の花に早やも被さる山の影   中野はつえ
           
          ◎ 注連太き樅の天辺冬の鵙     徳永絢子
           
          菊日和国宝展へ人の列         柴田惠美子
          踏めばその音の深さや落葉道    井浪千明
          海原の眩しき冬の落暉かな      中野はつえ
          長き夜やテレビに和して笑ひもし   中野はつえ
          植ゑ替ふる冬菜に蝶のたまごかな  徳永絢子
          日の差して白極まりし冬桜       中野はつえ
          稲荷在す茶の花垣の中にかな    井浪千明
          鹿の目と目の合ふをさな後ずさり    柴田惠美子
          音立てて豆稲架はぜる日和かな   小谷廣子
          仏塔を囲みて沙羅のもみじかな    徳永絢子
          糾ふる手に新藁の匂ひけり       井浪千明
          時雨るるや軒に待ちたるエトランゼ  安藤えいじ
          小流れの音や山気のなほ冴ゆる   中野はつえ
          凍空へ白煙を吐く工場群        北嶋八重
          欅枯れいよよ虚空へ聳えけり     井浪千明
          旅の果てタワーの灯り暮早し     北嶋八重
          引く潮に砂美しき冬の浜        小谷廣子

           
          ★関西句会案内
           
           日時:2019年12月22日(日)午後1時半〜
           
           会場:小田北生涯学習プラザ(尼崎市)
              ※12月以降会場が変わりますのでお間違えのないようお願いします。
                ↓
            https://odakita-plaza.com/about.html
           
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           真如堂の冬紅葉【撮影:北嶋八重さん】
           

          「関西句会」(第201回)

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            ★9月22日(日)アネックスパル法円坂において「関西句会」が開かれました。
             北嶋八重さんから句会報が送られてきましたのでご報告します。
             
            ☆ 田島和生主宰選 (◎は特選)
             
            ◎豊の秋圧力鍋の湯気の噴き   柴田惠美子
             
            ◎騒めきの地上を照らす望の月  原 万代
             
            ◎庭の木へ声さはやかに雀来る  柴田惠美子

            戸を操れば頬を撫でゆく秋の風  井上基子
            家並似て残暑の路地に迷ひたり 中野はつえ
            渓谷の底ひかがよふ水の秋    小谷廣子
            降り注ぐ月光しるき天守閣     井浪千明
            初秋風抱く児に乳の香のほのか  柴田惠美子
            鬼蓮の葉に座りたき広さかな    原 万代
            この村の小さき教会小鳥来る    井浪千明
            虫喰ひの桜もみぢを書にはさみ  中野はつえ
            縺れあひのたうつ大蛇(おろち)月の宴 井浪千明
            初月の加茂の瀬音の高きかな   安藤えいじ
            白は父紅は母へと菊飾る      原 万代
            芋殻焚きささやくやうに母へ経   原 万代
            鰯雲天守の肩に湧きゐたり    中野はつえ
            宵闇や湯の香ほのかにすれちがふ 安藤えいじ
            踊の輪四五台混じる車椅子    小谷廣子
            大寺の松の小径の月明り     北嶋八重
            六道の辻へ色無き風吹けり    小谷廣子
            倒木を跨ぐ参道台風禍       北嶋八重 
                      

            ★関西句会案内
             
             日時:2019年11月24日(日)午後1時半〜
             
             会場:アネックスパル法円坂 3F
             
              ※なお、10月は全国大会のためお休みです。
                
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                 嵯峨野の案山子 【撮影:北嶋八重さん】
             

            「関西句会」(第200回)

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              ☆ 8月25日(日)アネックスパル法円坂において「関西句会」が開かれました。
                柴田惠美子さんから句会報が送られてきましたのでご報告します。
               

              ★ 田島和生主宰 後日選 

              稲の花ぽつぽつ灯る社員寮    柴田惠美子
              おばしまに昼のぬくみや星月夜  中野はつえ
              大いなる白雲のとぶ花野かな   小谷廣子
              星月夜稚に喃語のまた増ゆる   中野はつえ
              法師蟬八幡堀へ声尽くし      井浪千明
              送り火を待つ東山闇深し      北嶋八重
              国原の真中いきなり稲光      小谷廣子
              今朝の秋土鍋に噴きて飯の艶   柴田惠美子
              草の実のたがひに触れて弾けをり 中野はつえ
              舫ひ舟舳先へ飛べる赤とんぼ   井浪千明
              闇遙か鳥居形の火またたけり   北嶋八重
              仰向けにからびし蟬へ日照雨かな 北嶋八重
              沖の雲うすむらさきに秋夕焼    中野はつえ
              銃眼を抜くるかそけき秋の風    中野はつえ
              漂着の漁具に韓の字秋潮     北嶋八重


              ☆ 関西句会案内
               
               日 時:2019年9月22日(日)午後1時半〜
               
               会 場:アネックスパル法円坂 3F
               
                 ※なお、10月は全国大会のためお休みです。

                  
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               夕菅 (丹後半島の小さな漁港にて)【撮影:北嶋八重さん】
               

              「関西句会」(第199回)

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                ★7月28日(日)アネックスパル法円坂において「関西句会」が開かれました。
                 小谷廣子さんから句会報が送られてきましたのでご報告します。
                 
                ☆主宰の一句
                 
                月下美人月は雲間を飛びにけり   田島和生
                 
                 月下美人は夜、白い大輪の花を、仄かな甘い香りを漂わせて開く。窓外を見ると淡い月が雲間を動いた。ほんの一瞬の動きを「静」の中に捉え、映像を見ているような、美しく清新な句である。
                 もう一句「切株の猫の見てをり土用波」
                 (小谷廣子さん 記)
                 
                ☆ 田島和生 主宰 選 (◎印特選)
                 
                ◎若牛蒡切るほど匂ふ厨かな   安藤えいじ

                ◎初蝉や砂場に児等の砂埃    柴田惠美子

                祇園会や賀茂の流れのきらきらす  中野はつえ
                山の端に夏至の大きな入日かな  小谷廣子
                首洗ひ池てふしるべ木下闇      北嶋八重
                雨跡の山黒々と夜の秋        井浪千明
                朝まだき雀一羽の声涼し       柴田惠美子
                雨上がり自販機に蟻這ひのぼる 井上基子
                灼けゐたる神社の屋根の八咫烏 小谷廣子
                破れ垣に白百合匂ふ空き家かな  安藤えいじ
                鼓打つたびにひらひら絽の袂   北嶋八重
                病葉や寺領を走る水の音       井浪千明
                一声に山の静寂を牛蛙         原 万代
                大鯉の跳ぬる飛沫や苔の花     中野はつえ
                踏み石は石臼なりし走り萩      井浪千明
                白鷺のゆるり寄り来る田草取    井上基子
                いかづちのひとつ大きく戻り梅雨  小谷廣子
                木仏の干割れを撫づる夏遍路   原 万代
                伸び縮み道の真ん中の大蚯蚓   柴田惠美子
                新聞のインクが滲む小暑かな    安藤えいじ
                能涼し子方の声の澄みにけり    井浪千明
                小流れの花藻の沈む水の嵩     柴田惠美子
                宵涼し池に映りて揺らぐ木々     井上基子
                喪の家の裏より匂ふ愡顎     小谷廣子
                飛沫あげ大鯉跳ねたる梅雨の入 中野はつえ
                 
                 
                ☆北嶋八重さんが「みたらし祭」の写真とコメントをお送りくださいました。
                  以下にご紹介します。
                みたらし祭(下鴨神社夏越の神事)
                   下鴨神社の末社・井上社の夏の神事で、土用の丑の日前後に、境内の御手洗池に足をひたしたままろうそくを供え、ご神水をいただくことで一年間、の無病息災を祈ります。毎年、欠かさずに「「足つけ神事」で夏越のお祓いをしているからでしょうか、これまで大病もせず、無事に過ごせています。期間中、奉納されたおよそ千灯のみたらし提灯が楼門や境内を照らし、参道に並ぶ夜店の活気とともに糺の森は、夜遅くまで賑わいます。
                (北嶋八重さん 記)

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                 下鴨神社みたらし祭

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                 舞殿

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                 夏越神事

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                池に映る灯も人々の足もとも、涼しげですね。
                 
                写真を拝見するだけで、心身を清めていただいた気がします。
                 
                八重さん、今回も「京の夏の風物詩」をありがとうございました!
                 

                「関西句会」(第198回)

                0

                  ☆6月30日(日)アネックスパル法円坂において「関西句会」が開かれました。
                   中野はつえさんから句会報が送られてきましたのでご報告します。

                   
                  ☆ 田島和生主宰 選 (◎印特選)
                   
                  ◎ 砂けむり飛ばし緋鯉のひるがへり  小谷廣子
                   
                  ◎ 磯釣に黒南風の空暗みたり     柴田惠美子
                   
                  ◎ 凌霄花の宙をさぐりて咲きのぼる  中野はつえ

                   水占のひかり沈めて若楓      小谷廣子
                   風蘭の浮き立つ白さ楠大樹    井浪千明
                   激つ瀬の川床に灯のともりそむ  北嶋八重
                   夏越祭雨の洗ひし宵の星      井浪千明
                   夏つばめ逆まく波の照り翳り    小谷廣子
                   釜の湯のたぎり巫女舞ふ大祓   井浪千明
                   竹伐り会三刀にして真つ二つ   北嶋八重
                   橋成りてしづけさに咲く花ざくろ  中野はつえ
                    浮き出づる水占の文字や青葉光 北嶋八重
                   川風にふつと潮の香花ざくろ    井浪千明
                   紫蘇もみのあかあか染まる手の老いし 柴田惠美子
                   濁流の河岸へなだれし合歓の花  小谷廣子
                   滝つ瀬の波の秀かすめ夏つばめ  小谷廣子
                   久に繰る母の歳時記梅雨湿り   北嶋八重
                   図書館の空をころがる梅雨の雷   柴田惠美子

                   
                  ☆「関西句会」のご案内 

                    
                   8月25日(日) 1時半〜 於:「アネックスパル法円坂」
                   
                    
                   北嶋八重さんが「貴船」の写真とコメントをお送りくださいました。
                   以下にご紹介します。
                  貴船
                   京都左京区にある貴船は、鞍馬とともに、古くから京都の奥座敷として知られ、貴族たちが涼を求めて訪れた場所です。パワースポットとしても知られ、清らかな川や山などの自然があふれ、神秘的な雰囲気が漂う中、散策を楽しめます。京都市内より5度低いと言われる貴船の夏の川床(かわどこ)は、貴船川の上に備えられた座敷で、川音を聴きながら、夏料理を味わえます。秋は紅葉、冬は雪景色、春は桜、初夏は新緑とどの季節に訪れても楽しむことができます。
                  <貴船神社>
                   能「金輪」にも取り上げられ、恋の恨みを晴らす神社とされていますが、実は、恋の神社として若い女性に人気のある縁結びの神社です。水占いでも有名です。京都駅からバスと電車と乗り継いで約1時間で叡山電鉄本線・貴船口駅に着きます。そこからバスに乗り継ぎ、貴船のバス停で下車。徒歩約5分で到着です。
                   (北嶋八重さん 記)

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                   貴船神社

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                   貴船神社本宮

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                   水占みくじ

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                   奥宮

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                   川床

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                   貴船川

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                  瀬音も聞こえてきそうで、水のパワーがいただけそう!
                   
                  水占は何と浮き出たのかしら?きっと「大吉」でしょうね。
                   
                  八重さん、ありがとうございました!
                   

                  「関西句会」(第197回)

                  0

                    ☆5月26日(日)アネックスパル法円坂において「関西句会」が開かれました。
                     井浪千明さんから句会報が送られてきましたのでご報告します。

                     
                    ◇ 田島和生主宰 選 (◎印特選)
                     
                    ◎ 白日傘波止に見上ぐる豪華船    柴田惠美子
                     
                    ◎ 実桜やうすくらがりに水匂ふ      小谷廣子
                     
                    ◎ 喪帰りの茅花流しの野面かな    小谷廣子

                     夏の灯の裾より点る坂の街    中野はつえ
                     田水張る裏六甲の裾にかな    柴田惠美子
                     次の声聞くまで待ちぬ夕河鹿   井浪千明
                     何処より聞こゆる鼓春の昼    北嶋八重
                     備中の神楽の面や緑さす     柴田惠美子
                     蒲色に染まる丹波の麦の秋    井浪千明
                     聞こえくる機織の音街薄暑    北嶋八重
                     濠の面に二つの目玉蟇      柴田惠美子
                     砂浜を走る少年夏薊        柴田惠美子
                     抱卵の鶴の呼び合ふ青葉闇   中野はつえ
                     恭仁京跡の畦に一本夏薊           小谷廣子
                     母の日に纏ひし母の藍結城    北嶋八重
                              

                    ☆「関西句会」のご案内   
                     
                     6月23日(日) 1時半〜 於:「アネックスパル法円坂」
                     
                      
                    ★北嶋八重さんが「哲学の道」の写真とコメントをお送りくださいました。
                     以下にご紹介します。
                    哲学の道
                     東山山麓の疏水に沿う小径です。「哲学の道」の名前は、明治時代に哲学者・西田幾多郎が、思索にふけりつつ散策したことに由来すると言われています。春は桜、夏は新緑と木蔭、秋は紅葉、冬は雪景色と季節ごとの風情を楽しむことができ、「日本の道百選」に選定されています。新緑の真只中、若王子神社から北に向かい、途中、道を逸れ「法然院」を拝観し、銀閣寺道までの約2キロメートルの緑蔭を散策して来ました。(北嶋八重さん 記)

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                     法然院

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                    白砂壇(びゃくさだん)

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                     方丈

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                    夏の哲学の道も素敵!
                     
                    緑が眩しいほど鮮やかですね。
                     
                    八重さん、ありがとうございました!
                     

                    「関西句会」(第196回)

                    0

                      ☆4月28日(日)アネックスパル法円坂において「関西句会」が開かれました。
                       原 万代さんから句会報が送られてきましたのでご報告します。

                       
                      ◇ 田島和生主宰 選 (◎印特選)
                       
                      ◎添削の赤ペン置きて春惜しむ     安藤えいじ
                       
                      ◎引き水のあふれゐし甕山桜      小谷廣子
                       
                      ◎ややの手の乳房押さふる穀雨かな  安藤えいじ

                       円陣の十二神将花明り      小谷廣子
                       花筏堰に集まりふくらめり     中野はつえ
                       やはらかな風にまかせて蝶つるむ 原 万代
                       初桜馥郁と香の築地越え     柴田惠美子
                       潮引けば珊瑚のかけら鳥雲に  小谷廣子
                       改元を迎ふる皇居緑さす     原 万代
                       春深し夫の遺愛のカメラ手に   柴田惠美子
                       掃き寄せば芥となるや花の蘂   中野はつえ
                       尾を立てて猫の行き来や花の路地 中野はつえ
                       燈台へ崖の小径や鳥帰る     小谷廣子
                       雪洞に沿ひてお濠の桜かな    北嶋八重
                       傍らの遺影と酌みて花の下    原 万代
                       花見客つぎつぎ撫づる秋田犬  北嶋八重
                       残雪の岩木嶺見ゆる天守かな  北嶋八重

                       
                      ☆「関西句会」のご案内  
                       
                       6月23日(日) 1時半〜 於:「アネックスパル法円坂」
                       
                        
                      ★北嶋八重さんが「京都御苑」の写真をお送りくださいました。

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                       桜の御苑

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                       月華門

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                       紫宸殿

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                       御池庭

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                       常御殿
                       
                      どの景も、どこか気高い趣がありますね。

                      八重さん、ありがとうございました!
                       

                      リンク
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