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「京都吟行句会報」(第73号)

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     ☆4月6日(月)「京都吟行句会」が行われました。吟行地は洛北の常照寺。
        阪上元さんから句会報が送られてきましたのでご紹介します。

     

    ★ 田島和生主宰 後日選(◎特選) 


     
    ◎剪定の枝とぶ吉野太夫墓         小谷廣子


    ◎小糠雨一人静に苔厚し           田子カンナ


    ◎結界の青竹に散る残花かな       柴田恵美子


     花人に抹香つよき御堂かな        阪上 元
     打掛を茶室に飾る花明り          柴田恵美子
     鶯や太夫の墓の供華の枯れ       田子カンナ
     一片の肩にのりたる花衣          柴田恵美子
     枝先に雨粒揺るる楓の芽         藤田侃也
     雨孕み蘂反り返す躑躅かな        阪上 元
     御手洗の土台の隙の菫濃し       居相みな子
     山門をくぐれば花の吹雪かな       柴田恵美子
     裾綿の厚き打掛落椿            田子カンナ
     雨打てる甍の艶や竹の秋        大西トヨ子
     花楓瑞枝に光る雨しづく           小谷廣子
     苔覆ふ瘤より咲けり老桜          阪上 元
     山門へ道のゆるやか桜咲く        大前美智子
     草取の作務衣の僧や木の芽雨    川端通代
     一粒の雨滴に新芽透きにけり      林 杉子
     山門へ落花の中を誘はれ         田子カンナ
     結界の青竹太し花の雨           田子カンナ


     

    ★ 吟行ひと言メモ   阪上 元

     喧騒を少し離れた洛北の地、鷹峯三山の麓の常照寺。江戸初期、日蓮宗の学寮として賑わったと言う。また才色兼備の名妓、吉野太夫ゆかりの寺でもある。満開の桜が折からの雨にうたれしっとりと濡れていた。苔庭の美しい寺である。
     山吹、躑躅、楓などが芽吹き初め、霞
    ならぬ天霧のこめる藪に筍がのぞく。やがての新緑の季を予感させた

     


    【次回句会予定】 


     ‘ 時   5月4日(月) 10時半

     吟行地   梅宮大社

     6膕饐   お食事処みずき二階


     

    満開の桜に、楓や躑躅の芽吹き、そこへ雨が降りそそぐ
    ・・晩春の雨の日ならではの素敵な句がいっぱいですね。

    元さん、ありがとうございました!



    murinan2.jpg
     無鄰菴 庭園

     


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