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「京都吟行句会報」(第74号)

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     ☆5月4日(月)「京都吟行句会」が行われました。吟行地は梅宮
    大社。
        阪上元さんから句会報が送られてきましたのでご紹介します。


     

    ★ 田島和生主宰 後日選 (◎特選) 

     

    ◎藤房のそよともゆれずこぬか雨     田子カンナ


    ◎神苑の藪に鳴きけり赤蛙         安藤えいじ


     梅の実を葉隠れにつと見つけたり    柴田恵美子
     夏来る池の緋鯉の水尾広し       一村葵生
     池畔まで青梅まろぶ小糠雨       小谷廣子
     境界の彩り雨の躑躅かな         阪上元
     万緑や鳥の鳴き合ふ神の杜      居相みな子
     浮島の霧島つつじ盛りなり         柴田恵美子
     黄菖蒲へ土橋を鯉のくぐり行き      柴田恵美子
     ほの暗き池の奥より蛙鳴く        小谷廣子
     昨夜の雨ためゐし牡丹崩れけり    小谷廣子
     蔦の芽に一粒光る昨夜の雨      藤田侃也
     行く春の山へひびけり宮太鼓      柴田恵美子
     大き泡残し緋鯉のひるがへり      小谷廣子
     紫陽花の早に咲きたる木蔭かな    藤田侃也
     木々の香を深く吸ひこみ春惜しむ    柴田恵美子
     雨上がり柵の綱這ふかたつむり    居相みな子 
     水切りて鯉の勢ひ蕗の雨         阪上元


     

    ★ 吟行ひと言メモ   阪上 元
       京都駅からガタガタ揺られてずいぶん北へ来たように思う。いつもギリギリでえいじさんを待たせるので、今回は一番乗りした。杉子さんのお世話なのだが、京都のどの辺りか地理がよくわからない。知る人ぞ知る梅宮大社は酒造りの神、子宝の神、学芸の神として霊験あらたかな社らしい。子宝を願う夫婦が祈祷を受けていた。
      神苑に入るや菖蒲池(咲耶池)にぽつぽつと雨の輪が広がりだした
    。池の鯉は勢いづき、杜若、菖蒲、躑躅、紫陽花、椿と雨に咲き競う。梅苑では小さな実梅がたくさん成っていた。潅木の躑躅が喬木化してトンネルをなしていたり、なんじゃもんじゃの木が白い花をつけていたりと珍しい。こうも初夏の花々が入り乱れ咲くと句材が多くどうも目移りして焦点が定まらない。
     句会は、桂川の畔の食事処の二階である。対岸の山若葉の濃淡が、もこ
    もこと明るかった。

     


    【次回句会予定】 

     

     ‘ 時   6月1日(月) 10時半

     吟行地   三室戸寺

     6膕饐   宇治市民会館

     

     

    今月も雨の吟行会だったのですね。
    でも、元さんのコメントから、雨
    に咲き競う初夏の花々の美しさが伝わってきます。


    元さん、ありがとうございました! 



    今月は田島主宰が、ご邸宅の「庭の花たち」の写真とコメントを送っ
    てくださいました。
    以下にご紹介します。


    「庭の花たち」
     庭の花がきれいなので、三種類だけ撮りました。「狭いながらも楽しい我が庭」と言いたげに、次々と花が咲いています。14,5年前に植えた牡丹は去年、一つも咲かなかったが、今年はやっと2つ咲き、ほっとしました。冬場はぼろぼろの葉だった海老根も白い花を咲かせ、君子蘭も鮮やかです。
    (田島和生)


    牡丹.jpg


    海老根.jpg


    君子蘭.jpg


    色鮮やかな「君子蘭」も素敵ですが、「牡丹」の淡いピンクもいいですね。
    また「海老根」は、素朴な味わいのある花ですね。


    田島先生、ありがとうございました!


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