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「関西句会」(第162回)

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     関西句会(4月)
     
     ☆4月24日(日)アネックスパル法円坂において「関西句会」が開かれました。
         1人の投句は5句、互選は7句でした。
     
    ☆主宰の一句

      ラッパ吹きクローバの風深く吸ふ                 田島 和生
     (らっぱふきくろーばのかぜふかくすふ)

     
     「深く吸ふ」がとても気持ちいい。しかも吸っているのは「クローバの風」。吸うほどに幸せを運んで来てくれそうだ。少年が吹いているのか、若々しい息吹を感じる。もう一句。「頬かむりして葱坊主一並び」


    ◇ 田島和生主宰 選  (◎は特選)
     
      ◎雲雀野や溜池の水なみなみと   坂上 元
     
      ◎裏山の捨て榾に生ふ春子かな   中野はつえ

      
      銅鑼ひびく港の路地や花ふぶき    新谷亜紀
      蓮浮葉光揺らぎてとどまらず       井浪千明
      霞立つ瀬戸まなかひに時計台     大西トヨ子
      をちこちに硫黄のにほひ木の芽風   小谷廣子
      名にし負ふ滝桜とや立ち尽くす      北嶋八重
      警報の遮断機蝶のひらひらと       大西トヨ子
      春筍の泥をはじきし日照雨かな     小谷廣子
      おぼろ夜や来ぬかもしれぬ人待ちて 井浪千明
      じわじわと鳩の寄り来る花莚       古澤厚子
      みどり児のふんばる脚や桃の花   坂上 元
      カンバスを昨日の位置に白牡丹   井浪千明
      ひと筋の藁屑たらし巣立ちけり     中野はつえ
      朝日さす湖尻の濁り真菰の芽     小谷廣子
      晩飯は母と二人よ花菜漬        坂上 元
      花冷や山肌荒き裏磐梯         北嶋八重
       会津若松飯盛山
      少年の小さき碑並び遅桜       北嶋八重
      紅き餅巫女より賜ふ春祭        中野はつえ
      桜蕊ふるや白磁のマリア像       新谷亜紀
      

    ☆「関西句会」のご案内  
     
        5月22日(日)1時半〜於:「アネックスパル法円坂」3F
     
      6月26日 (日)1時半〜於:「アネックスパル法円坂」3F

     
      北嶋八重さんが「三春の滝桜」の写真と解説をお送りくださいました。
      以下にご紹介します。
    三春の滝桜  福島県田村郡三春町
     みちのくの小さな城下町・三春町の中心部から南へ4キロ、三春ダム湖近くのくぼ地に,ぽつんと一本生えた枝垂れ桜です。                      
     エドヒガン系のベニシダレザクラで、大正11年(1992年)に国の天然記念物の指定を受け、日本三大桜のひとつに数えられています。四方に伸びた太い枝に、真紅の小さな花を無数に咲かせ、まさに滝が.流れ落ちるかのように見えることから「滝桜」と呼ばれるようになったと言われ、樹齢は約千年以上と推定されています。 
     震災により、一時は桜見物の観光客も激減したそうですが、2012年頃から徐々に回復し、現在は、また多くの人が訪れるようになりました。開花時期は、その年によって異なりますが、4月中旬から下旬が見頃です。

    takizakura1.JPG


    takizakura2.JPG


    takizakura3.JPG

    さすが「名にし負ふ」大桜。見事な咲きっぷりですね。
     
    目のあたりで見上げたらきっと、ぞくぞくするほどのオーラを放っているような気がします。
     
    八重さん、貴重な写真と解説をありがとうございました!

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