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3月24日 関西句会

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    「関西句会」(第126回)


    ☆3月24日(日)アネックス・パル法円坂において「関西句会」が開かれました。1人の投句は5句、互選は7句でした。

     

     ☆主宰の一句


        師の名乗るこゑがぴしりと春の夢    田島和生
      
     (しのなのるこえがぴしりとはるのゆめ)                                                                
      

     前書に「徹先生」とある。3月20日は先師林徹先生の忌日。田島主宰の夢に出てこられた徹先生は、句会の席で「徹」と名乗られたのだろう。「ぴしりと」張りのあるお声にハッと目を覚まされた田島先生。先師の叱咤激励のように感じられたのかもしれない。はかない春の夢から目覚められた田島先生の、先師を偲ぶ切ないお気持ち。
     次の一句も心に沁みる。「二世といふ被爆桜の赤芽かな」先師の句境を継がれ、平和を強く願う主宰の思いが伝わってくる。

     


    ◇田島和生主宰選(◎印特選)

     

    ◎初桜砂のまざりし風吹けり            伊藤由紀子


    祝ぎの日やふはりと纏ふ春ショール        北嶋八重
    築地塀越えてほころぶ初桜             柴田恵美子
    待ち合はす橋に開きて春日傘             北嶋八重
    うぐひすや潮風にほふ獣道             小谷廣子
    犬ふぐり轍の中に瑠璃零し              古澤厚子
    朝桜紅茶にそそぐ洋酒の香             柴田恵美子
    吊革の揺れ小さかり目借時               伊藤由紀子
    濠の端寄添ひ残るつがひ鴨               新谷亜紀
    考ふる人の像の背黄砂かな             伊藤由紀子
    椎茸の駒打つ音や山笑ふ               藤原幸子
    涅槃図を肩寄せ合ふて拝しけり           藤原幸子
    椀種の目張の鰭のなほ赤し             大西トヨ子




    京都御所 近衛邸跡の糸桜 (撮影:北嶋八重さん)





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