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「大津・本丸句会」(第63回)

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    ☆11月28日(火)「大津本丸句会」が開かれました。
     一村葵生さんから句会報が送られてきましたのでご報告します。
     
     ★ 主宰の一句         
      
        風船の射的高鳴り冬の町       田島 和生    
     「風船の射的」とはどういうものなのか、わたしのような田舎者はやったことがないので分からない。たぶんどこかの縁日での風景なのだろう。風船自体は春の季語でもあるが、それが射的の的になっていて運良く命中してパンと割れると、にぎやかな境内にあっても一際高い音をたてて乾いた空気に響く。のどかな冬の光景である。
     (もう一句。人はみな往き来に礼や枯木道) (一村葵生) 

     ☆ 田島和生 主宰選(◎印特選)
     
    ◎ 保線夫の朱色の上着冬日燦         熊村あけみ
     
    ◎ 冬日差す川端(かばた)の底に太る鯉  山本和生
     
    ◎ 噴煙や大鍋に沸くきのこ汁         安藤照枝
     
     百年の駅の二階へ蔦紅葉       安藤照枝
     尼寺の古井へこぼれ姫椿       西村千鶴子
     本堂も庫裡も音なし冬日和        山本和生
     紅葉散る万博の森ひと所        竹内悦子
     山茶花や夫の居ぬ間を咲きつづき 竹内悦子
     枯蓮の池一面に覆ひをり        三雲宏一
     築山の湿苔に照り冬の月       西村千鶴子
     日を返す真珠筏や冬の湾       筧 ゆき 
     はからずも銀杏落葉を踏みにけり 安藤えいじ
     廃校に色をつくして銀杏散り     安藤照枝
      山頭火閑居
     紅葉散る一草庵の筒井筒      西村千鶴子
     物干に柿吊しあり両隣         馬場千香子
     湖の日矢は遠くに蓮の骨       吉田 孟
     山門へ御堂へ銀杏散り止まぬ    安藤えいじ
     わが妻の手の温もりや雪だより   山田流水
     踏まぬやう桜落葉の色と香と     熊村あけみ
     山巓(てん)の比良に初雪小匙ほど 吉田 孟
     梟の目をぱちくりとまばたけり     一村葵生
     筒袖の布子(ぬのこ)を干せり海女の家 山本和生
     小春凪浦曲に干せる今朝の魚    筧 ゆき
     冬山に日矢渡りゆく湖北かな     山本和生
     木守柿峡に日ざしの届きけり     熊村あけみ
     止め山を下り来る老爺頬かぶり    一村葵生
     群鳥の光りて下りる刈田かな     馬場千香子
     

    ★ 大津本丸句会のご案内  10時30分〜12時30分
     
     12月26日(火)大津生涯学習センター 303号室
     
      1月23日(火)大津生涯学習センター 201号室

     
    一村葵生さんから永源寺の写真をお送りいただきましたのでご紹介します。
    12月1日に行かれたとのこと。紅葉の季節も終わりに近い感じだったそうです。

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    慈悲に満ちた表情の石仏さん。
     
    その両手に溢れるお賽銭と木の実。妙味がありますね。
     
    葵生さん、ありがとうございました!
     

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