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京都あけぼの句会 第80回(2月)

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    ☆ 2月21日(日)東山いきいきセンターにおいて「京都あけぼの句会」が開かれました。
      北嶋八重さんから句会報をお送りいただきましたので、以下にご報告します。
     

    ★ 主宰の一句
     
     下萌や仁王踏み出す力足   田島 和生
     下萌のやわらかい感触と踏み出す足の力強さの対照の妙。「仁王踏み出す力足」と一気に詠まれたことで、仁王像の力足がまさに春を動かしたかのようだ。もう一句「春昼の皿にくねりて姫鮑」
     (新谷亜紀)          

    ☆ 田島和生主宰 選(◎は特選)
     
    ◎川端の砥石の凹み春の水      青木 陽子
     
    ◎綿菓子に小さき舌先春めけり    林 杉子
     
     はくれんの蕾ふくらむ風の中      山田 流水
     土の香や佐保姫ひそとしのび来し  田子カンナ
     春寒や寺の板戸に孔雀の絵     大前美智子
     父の打つ碁石ぴしりと建国日     新谷 亜紀
     護摩の火の果てて御堂は春の闇  北嶋 八重
     浅春の鴨ひらひらと足赤き       新谷 亜紀
     春日差す医院の窓の色硝子     大前美智子
     春愁の鏡にうつる眉根かな      新谷 亜紀
     浅春や杉の木立の行者道      北嶋 八重
     春泥を跳んで男に歩を合はせ    田子カンナ
     三宝の小銭の凍つる山の洞     林  杉子
     鋤き込みし藁ほほけたる春田かな  新谷 亜紀
     一点ヘ消えゆく冬の鉄路かな     一村 葵生
     黒潮の飛沫を浴びて藪椿       北嶋 八重
     砂の上ころがり遊ぶ恋の猫      大前美智子
     峡谷へ落つる響きや雪解川     安藤えいじ
     宇治川の水きらめきて春めけり   居相みな子
     薄氷や甕の縁より溶け始む     大前美智子
     うすあをき空へ弧を描き追儺の矢  北嶋 八重
     白梅の匂ふ日向に野点傘      青木 陽子

     
    ★ 京都あけぼの句会のご案内

        東山いきいきセンター  午後1時半開始
        
        平成30年 3月21日(水)101号
                 4月18日(水)101号
                 5月16日(水)101号          
                    

    ☆ 北嶋八重さんが「比叡山飯室谷・長寿院」の写真と解説をお送りくださいました。
       以下にご紹介します。
     「比叡山飯室谷・長寿院」  滋賀県大津市坂本本町飯室谷
     飯室谷不動堂は根本中堂、釈迦堂、横川中堂、無動寺明王堂と並ぶ延暦寺五大堂の一つで、別所飯室谷の山腹にあります。天台宗のお寺で、ご本尊は不動明王立像です。
     ご住職は、平成15年に千日回行を成され、49人目(戦後11人目)の北嶺大行満大阿闍梨になられた藤波源信師です。春の浅い山中の不動堂は冷え冷えとしていましたが、護摩祈祷を受けた後、7年間かけて行われた千日回行のお話を聞き、身心ともに清められる思いでした。
      (北嶋八重さん 記)

         


      


     
    不動堂
     


     
    大阿闍梨・藤波源信師
     
    大阿闍梨さまはとても温厚そうなお方ですね。

    八重さん、ありがとうございました!
     

    コメント
    下萌や仁王踏み出す力足  
    先生の句は、やはり素晴らしいですね。

    春の声が自然の中に聞こえ始めた時、
    勇ましい仁王様が歩をすすめ始めるところに感銘をうけました。
    俳味もロマンも感じとらせて頂きました♪
    • ミーチ
    • 2018/03/03 11:21 AM
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