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「大津・本丸句会」(第66回)

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    ☆ 2月27日(火)「大津本丸句会」が開かれました。
      一村葵生さんから句会報が送られてきましたのでご報告します。
     

     ★ 主宰の一句        
      
       桜肉喰って跳びけり春の水    田島 和生   
     

     年をとっても元気な方はけっこう肉を好まれるという話を聞く。薬食という季語もあるくらいで、獣の肉を食べると精がつく。これは春の句なので薬食というわけではないが、馬肉を喰ったのだからと春の水を跳びこしてみせたところに、作者の少年のような顔が見える。桜肉と表現されたことで春らしい明るさが感じられる。
      もう一句。「散居村四方のはだれ嶺水色に」
     (一村葵生)
     
    ☆ 田島和生主宰選(◎印特選)
     
    ◎ 磯小屋に煙出にけり寒の明     山本和生
     
    ◎ 山小屋の天窓高し春の星      安藤えいじ
     
    ◎ 梅匂ふ草に腹這ふ孕み牛      安藤照枝
     
    盆梅や校長室に下駄箱に             筧 ゆき
    日を返し枝から枝へ恋雀          筧 ゆき
    早春の紀淡海峡船多し          竹内悦子
    虚空蹴り力む赤子や日脚伸ぶ    西村千鶴子
    閘門を隔てて映ゆる春の湖        安藤えいじ
    下萌ゆる一休宗純葬る寺       吉田 孟
    息子去り北窓開けて一人居り     井上美恵子
    大白鳥引くや飛沫の荒々し      安藤えいじ
    綺羅の波鳥の集うて春兆す      向平真由美
    早春や校舎より洩るるピアノの音   熊村あけみ 
    スペイン語で案内してをる梅見かな 筧 ゆき
    チェンソーの止まぬ遠音や山霞    西村千鶴子
    磐座(いわくら)の弥陀へ揺れたる花馬酔木 山本和生
    菓子パンを囓る少年草萌ゆる     一村葵生
    残雪のV字の谷の白さかな      山田流水
    きのふより今日影の濃き木の芽かな 馬場千香子
      石塔寺
    帰化人の墓幾千の冬ざるる       山本和生
    蹲踞の一隅緩び薄氷          熊村あけみ
    遅々として暮れかぬる日のロゼワイン 西村千鶴子
    お浸しは八瀬大原のはうれん草   吉田 孟
    雛の間のあかりつけゐし寝るときも 竹内悦子
    雛遊子の名忘るる母のゐて       西村千鶴子
     
     
    ★ 大津本丸句会のご案内  10時30分〜12時30分

    3月27日(火)大津生涯学習センター 201号室

    4月24日(火)大津生涯学習センター 201号室

    5月22日(火)大津生涯学習センター 201号室

     
     賀茂川西岸から大文字山を望む(京都市上京区)
     

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