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「大津・本丸句会」(第70回)

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    ☆6月26日(火)「大津本丸句会」が開かれました。
     一村葵生さんから句会報が送られてきましたのでご報告します。
     作成は吉田孟さんが担当してくださったそうです。
     

    川上へ湖の朝風合歓の花      田島和生 

    地に落ちし黒き羽這ふ山の蟻  田島和生

     
     ☆ 田島和生主宰選(◎印特選)
     
    ◎庭の木の鳥の早口明易し     西村千鶴子
     
    ◎街灯の潤む湾処や蚊喰鳥     西村千鶴子
     
    ◎階に十薬匂ふ秘仏かな       吉田 孟
     
    ◎黄蝶の口吸したる岩清水    安藤えいじ
     
    ◎参道の踏石水漬き五月闇     熊村あけみ
     
    卯の花腐し躊躇なく席譲られし   熊村あけみ
    花嫁の舟を急かせる走り梅雨   筧 ゆき
    梅雨晴や軒にカラフル傘と靴   井上美恵子
    大琵琶のくびれし辺り鳰浮巣    西村千鶴子   
    おにぎりとお茶のみの昼風青し  一村葵生    
    尾の切れし金蛇ゐたり半夏生   向平真由美     
    花街の壁に貼りたる紋団扇     青木陽子            
    老鶯の声澄みわたり晴れわたり  一村葵生      
    梅雨の夜の雨音聞きて鍋みがき 竹内悦子 
    苔青く鶏頭の句碑すつと立つ    馬場千香子     
    一周忌万事整へ夏座布団       井上美恵子
    空梅雨や大勢の鎌土手を打つ   三雲宏一  
    涼やかや紙垂折る巫女の白き指 安藤照枝         
    みづうみに水飲む青筋揚羽かな 馬場千香子
    屋上の県旗だらりと梅雨に入る   西村千鶴子
    蟻の列消えてしまひぬ地震の朝 吉田 孟    
    総身見せ高く鯉跳ね夏来たる   安藤照枝     
    大小の雑木の瘤や木下闇       青木陽子 
    雨音の立ちはじめたり夏木立    熊村あけみ
    八橋を辿る足音杜若            熊村あけみ
    老鶯や深山の池の静けさよ     向平真由美
    青柿やただおろおろと朝の地震  熊村あけみ
    紫陽花や雨の匂ひの女坂       竹内悦子
     
     
    ★ 大津本丸句会のご案内  10時30分〜12時30分

     7月24日(火)大津生涯学習センター 301号室

        
    ☆ 一村葵生さんが「瓦屋禅寺」の写真とコメントをお送りくださいました。
        以下にご紹介します。
     「瓦屋禅寺」       
     旧八日市市の北西に位置する里山に、近江西国観音霊場第十八番札所、瓦屋禅寺があります。里山の真ん中あたりに瓦屋禅寺があり、南の端に以前紹介させていただいた太郎坊宮があります。寺伝によると聖徳太子が四天王寺建立に際し、山麓の土を採って瓦十万八千枚を焼かせてその用に供した後、この地に一寺を建立して瓦屋寺と号されたのが始まりと伝えています。現在の本堂は一六七二年に建立されたもので、平成六年には金色大慈悲観音像も再建されています。
     わたしは今回初めてこの寺を訪れたのですが、林道の途中で車を降りてみると澄みきった鶯の鳴き声があちこちから聞こえ、金色の観音像が建立されている高台からは近江平野の眺望が開けていました。
    (一村葵生さん 記)
     


     


     


     


     


     


     


     
    真夏の青空に下闇の陰影・・コントラストが鮮やかですね。
     
    葵生さん、ありがとうございました!                                                                  
         

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