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京都あけぼの句会 第93回 (3月)

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    ☆3月20日(水)東山いきいきセンターにおいて「京都あけぼの句会」が開かれました。
     林杉子さんから句会報をお送りいただきましたので、以下にご報告します。
     

    朧月犬の水飲む音すなり       田島和生
     
    みづうみの日は高嶺さし犬ふぐり  田島和生

     
    ★ 田島和生主宰 選 (◎印は特選)
     
    ◎ 春潮や沖に現る隠れ礁(いは)   安藤えいじ
     
    ◎ 蕗味噌や父の遺愛の盃重ね    今井淨子
     
    ◎ 啓蟄の穴に雨降る一日かな    林 杉子

    残雪の野や風乾(ほ)しの茶荃竹  小谷廣子
    崖の木々揺らし撓りて春一番    沢田清子
    春一番真赤なルノー疾走す     今井淨子
    春光や田川で落す靴の泥      林 杉子
    銀輪を連ねて嵯峨野うららなり   北嶋八重
    春疾風湖面の波をざわめかす   沢田清子
    梅散りて陶の狸の笠の上      大前美智子
    吊橋を渡り在所の花杏        熊村あけみ
    笠深く僧の橋行く春時雨       今井淨子
    大仏の螺髪にはづむ春あられ   小谷廣子
    参道をゆく白き杖涅槃西風     田子カンナ
    春灯格子の黒き置屋かな      熊村あけみ
    川沿ひに簪の人柳かな       田子カンナ
    舟底にねかす水棹や雪解川    青木陽子
    捨小舟沈む日月蘆の角       林 杉子
    水浅き川へ白鷺土手萌ゆる    大前美智子
    墨雛の彩色にほふ老舗かな    小谷廣子
    振り返り恋猫堀を越えゆけり   大前美智子
    冴返る白装束の水送り       小谷廣子
    葉隠れに在す石仏紅椿      北嶋八重
    春寒くひとり眺むる髑髏面     北嶋八重

     
    ★ 京都あけぼの句会のご案内
     
        東山いきいきセンター101号 午後1時半開始
        
        2019年 4月17日(水)

               5月15日(水)

    ☆ 北嶋八重さんが、「一休寺」の写真と解説をお送りくださいました。
      以下にご紹介します。
    一休寺 酬恩庵(しゅうおうあん)
     
    京田辺市薪里ノ内102(近鉄京都線「新田辺」下車徒歩20分・バス5分)
     
      一休寺はとんちの一休さんとして親しまれる一休禅師が再興させ、晩年を過ごした所です。「方丈」には、一休禅師の晩年の姿を表した木像(重要文化財)が置かれています。幼い頃の一休禅師の像や有名な「このはしわたるな」の頓知話にまつわる橋や「屏風の虎退治」の屏風もあります。実際の一休もまた、僧侶らしからぬ逸話や著書を残していますが、当時の室町幕府に庇護された僧侶たちが貴族のように振舞っていたことに嫌悪感を持ち、常識に囚われない自由な禅の神髄を示そうとしていたと考えられています。
      京都市内からは離れてはいますが、この時期は訪れる人も少なく、ゆっくり拝観してきました。   (北嶋八重さん 記)

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     一休寺 総門

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     方丈南庭園

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     方丈北庭園

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    開山堂.JPG5.JPG
    開山堂

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    少年一休像

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     わたるべからずの橋
     

    落ち着いて拝観や吟行が楽しめそうですね。
     
    京都府南部の穴場スポットと言えるかもしれません。
     
    八重さん、ありがとうございました!
     

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