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「大津・本丸句会」(第80回)

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    ☆4月23日(火)「大津本丸句会」が開かれました。
      吉田孟さんから句会報が送られてきましたのでご報告します。
     

     遠くから緑の電車豆の花      田島和生
     
     鴨の子の集ひて散つて鳴きやまず 田島和生
     

    ☆ 田島和生主宰選(◎印特選)

    ◎汀より角組む蘆や遠伊吹   吉田 孟
     
    ◎リラ冷や古きホテルの床軋む 青木陽子
     
    ◎花苺年長組の札立てり     竹内悦子
     
    ◎木々の芽に雨粒のこる国境  吉田 孟
            
    ◎春の昼まぶた重たき檻の虎  熊村あけみ

    墓じまひの跡しろじろと鳥雲に 熊村あけみ
    たんぽぽへはいはいしつつ手を伸ばす 前田かよ子 
    桜散る御所の御門の弾の跡   山田流水         
    散りはじむ花に煙雨の戻り橋  西村千鶴子   
    草間よりくつきりと出で白き蝶 一村葵生
    蟻の如く春の砂丘や人の群れ  山田流水   
    一輪車押し耕人となりに行く  熊村あけみ               
    日溜りに稚魚のきらめき若葉風 筧 ゆき      
    入相の鐘は三井寺花曇     吉田 孟
    蕨もて笑む夫のゐて夕支度   向平真由美
    一片の落花張り付く海苔むすび 安藤照枝           
    風光るピンクのピアス揺らしけり 井上美恵子    
    一斉に帰る人の背花疲れ    井上美恵子    
    花の雨笑顔の握手ノーサイド  青木陽子    
    廃校舎はパン工房やもの芽萌ゆ 安藤 照枝   
    花時の夜の深閑と園城寺    西村千鶴子    
    山開き厄除弓を空に射つ    筧 ゆき
    背の山に日の遮られ蝌蚪の水  西村千鶴子 
    壷焼きや戸の隙間より海の風  前田かよ子
    水色の空となりけり春闌けて  一村葵生
    雨に濡れ紅の艶増す牡丹の芽  山田流水
    車いす桜蘂降る道を行く    筧 ゆき
    幼子の手毬転がり草若葉    青木陽子
    春満月高く漸く寝入るかな   馬場千香子
    一人酌むさざえの腸の苦かりき 筧 ゆき
    参道になだれ山吹八重一重   阪本節子 
    朱印帳に僧の能筆糸ざくら   安藤照枝    
    抱くたび嬰のゑくぼや花の雲  安藤照枝
     

    ☆ 吉田孟さんから、小野神社の写真とコメントをいただきました。
      以下にご紹介します。
     小野神社
     JR湖西線小野駅と言う名を冠した駅ながらあまり知られていない、遠い昔なので関心がないのか小野妹子が先祖の天足彦国押人命(あまたらしひこくにおしひとのみこと)と米餅搗大使主命(たかねつきおおおみのみこと)を祀って創建したという。推古天皇の時代(592〜628)だそうです。
      前者は近江国造の祖と伝える、後者はわが国で最初に餅を搗いた祖と伝えられ現代ではお菓子の神様として信仰を集めています。この横に構えるのが小野篁神社本殿と少し離れた飛地に小野道風神社本殿がありいづれも延喜式に頼って後付けのような社で質素なものです。
     (吉田 孟さん 記)


    小野神社参道 (002).jpg
     小野神社参道 

    小野神社 (002).jpg
     小野神社 

    小野篁社 (002).jpg3.jpg
     小野篁本殿

    小町塚 (002).jpg4.jpg
     小野小町塚

    「小野駅」の由来、知りませんでした。

    そこまで「小野」尽しだったのですね。
     
    孟さん、ありがとうございました!
     

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