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「大津・本丸句会」(第81回)

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    ☆5月28日(火)「大津本丸句会」が開かれました。
      吉田孟さんから句会報が送られてきましたのでご報告します。
     

     夕刊を立ち読む習ひ単衣着て   田島和生
     
     声わろきなれどかはゆき烏の子  田島和生
     

    ☆ 田島和生主宰選(◎印特選)

    ◎広縁に母の衣干す風五月       西村千鶴子
     
    ◎歩をかへす夜道にほのとえごの花  西村千鶴子
     
    ◎熟れ麦のさゞなみほどに揺れあへる 吉田 孟
     
    ◎ぴんかんと幹の爆ぜたり竹の秋   一村葵生

    ながし吹く亡骸の頰なでをれば   熊村あけみ
    薫風や文鎮そろふ写経の間     青木陽子
    みどりごを抱く父親桐の花      熊村あけみ         
    神官の手綱鋭き競べ馬       安藤えいじ   
    祥月の白芍薬や雨しとど      熊村あけみ   
    花街の川面へゆるる軒簾      筧 ゆき               
    緑さす蛇口を水のほとばしり    一村葵生     
    芍薬の花粉つけ来る寺の猫     青木陽子
    豆飯の馥郁と喉とほりけり     一村葵生
    椎若葉三井の山々もりもりと    竹内悦子           
    修道女白百合抱へ石畳       青木陽子    
    高堤を行き交ふ車麦の秋      筧 ゆき    
    白花の紫闌の散るは寂しかり    馬場千香子    
    乗る人も降り来る人も夜釣人    吉田 孟   
    青葉闇抜け手庇に幻住庵      向平真由美    
    潮騒へひらく玻璃戸や夏はじめ   西村千鶴子
    羅の肩が開くる乳房かな      安藤えいじ 
    湖東なる史跡の庭の杜若      山田流水 
    境内を通る近道木下闇       竹内悦子
    初夏やお祓ひ受くる岩田帯     安藤照枝
    ひらひらと光りに揺るる山法師   阪本節子
    道ふさぐくちなはのゐて時とまる  熊村あけみ
    小判草空家の周り覆ひけり     竹内悦子
    潮干狩いつか岬は茜雲       安藤えいじ
             
                   
     吉田孟さんから、麦秋の写真とコメントをいただきました。
     以下にご紹介します。
     前々回の麦青から麦秋の写真です。早いもので3ヶ月しっかり熟れ麦になっていました。ちょうど雉6月号に鈴木厚子さんの四季の花籠からバクシュウとむぎあきの違いを載せておられます。併せて厚子さんの句も、ぴったりの写真です。ですから今回は麦秋(むぎあき)です。そして少しすすむと早苗田がありました。
     (吉田 孟さん 記)
     
    麦秋.jpg
      麦 秋
     
         麦の穂の金属音のさざめけり  鈴木厚子
     
    麦の穂.jpg
     麦の穂
     
    植田.jpg
     早苗田
     
    孟さんの写真も、厚子さんの句も素敵ですね!

    「麦の穂の金属音」が聞こえてきそうです。

    孟さん、ありがとうございました!
     

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