<< 「大津・本丸句会」(第86回) | main | 「大津・本丸句会」(第87回) >>

京都あけぼの句会 第101回 (11月)

0

    ☆11月20日(水)東山いきいきセンターにおいて「京都あけぼの句会」が開かれました。
     北嶋八重さんから句会報をお送りいただきましたので、以下にご報告します。
     

    ★ 田島和生主宰 後日選 (◎印は特選)
     
    ◎ 立冬や木橋を渡る靴の音    北嶋八重

    ◎ 大漁旗はためく港冬来る    安藤えいじ

    ◎ 夫のもの夫の寝所へ冬仕度   熊村あけみ
     
    とりどりに色を極めて山装ふ     居相みな子
    ヴィオロンの音色の高き冬の月   阪本節子
    冬の虹かけて蓼科雨あがり     小谷廣子
    海へ向く砦(とりで)の如き懸大根  青木陽子
    月天心ボール蹴り合ふ男たち    熊村あけみ
    紅葉の山裾列車曲がりゆく     大前美智子
    花街のぼんぼり灯り夕時雨     安藤えいじ
    たつぷりと木匙にとろけ葛湯かな  新谷亜紀
    鳥よぎる度に翳りて白障子      熊村あけみ
    公園に泣く子駆くる子小春の日   居相みな子
    むらさきに尾根はたそがれ秋深し  新谷亜紀
    神の旅遠嶺の空の夕栄えて     田子カンナ
    路地裏に縄飛びする子冬来る    安藤えいじ
    紅葉の比叡山頂雲の影        大前美智子
     
            
    ★ 京都あけぼの句会のご案内
     
        東山いきいきセンター101号 午後1時半〜
        
        2019年 12月18日(水)
     
        2020年  1月15日(水)
     

    ☆ 北嶋八重さんが、「若狭神宮寺」の写真と解説をお送りくださいました。
      以下にご紹介します。
    <若狭神宮寺> 福井県小浜市神宮寺町
     奈良・東大寺の二月堂で、毎年3月12日に行われる春を告げる行事「お水取り」のお香水は、若狭神宮寺の閼伽井の湧き水が使われます。3月2日、東大寺から90Kmも離れたこの寺の「若狭井」の水を遠敷川(おにゅうがわ)の鵜の瀬へ流す「お水送り」の神事が行われ、地下水脈から10日間かけて奈良東大寺二月堂「若狭井」に届き、東大寺の若狭井の「お水取り」で汲み上げられるとされています。 奈良時代に、この寺に渡ってきたインド僧「実忠」は、その後、東大寺に二月堂を建立し、大仏開眼に貢献しました。本堂は、その後焼失しましたが、室町末期に再建された国指定の重要文化財で、神体山を借景に雄大な景観を見せてくれています。
    豊臣秀吉の時代に寺領没収に遭い、明治初めの廃仏毀釈により衰退しましたが、神事が行われることからもわかるように、あちこちに幣が見られ、参拝者は柏手を打ってお参りする神仏習合の寺院です。
      京都市内→大原→花折峠→朽木村→若狭と鯖街道の経路で、2時間余りで着きましたが、ご住職のお話で、俗世間の垢を洗い流し、一時、街の喧騒と離れた山寺の静寂な世界で過ごしてきました。
                                                                          (北嶋八重さん 記)
     
    若狭神宮寺山門.jpg
    若狭神宮寺山門
     
    茶室.JPG2.JPG
     茶室
     
    本堂からの庭園.JPG3.JPG
     本堂からの庭園
     
    5.JPG



     若狭井
     
    有名な東大寺「お水取」神事の源流が、若狭神宮寺の湧き水なのですね。
    季語としてしか知らなかった「若狭のお水送り」が、写真と解説で理解できました。
     
    八重さん、ありがとうございました!
     

    コメント
    コメントする









    リンク
    プロフィール
    カレンダー
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    293031    
    << December 2019 >>
    最新の記事
    カテゴリー
    月別更新一覧
    コメント
    サイト内検索
    others
    携帯用QRコード
    qrcode