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「関西句会」(第210回)

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     ★7月26日(日)の「関西句会」は、今回も通信句会となりました。
        中野はつえさんから以下の通りご報告がありました。


    ☆ 田島和生主宰 選 (◎は特選)
     

    ◎ 荒神の空鳴き渡る梅雨鴉         柴田惠美子
     

    ◎ 唇へ寄するグラスの氷菓かな   安藤えいじ
     

    ◎ 人影に寄りくる目高散る目高    新谷亜紀


    濁り江に染まらぬ蓮の白さかな   西村千鶴子
    日盛りや雀葉陰に羽繕ひ      徳永絢子
    勅使門蟻が出てゆく雨の中     山田流水
    引き水の音の涼しき生簀かな    小谷廣子
    その昔天領とかや黴の家      中野はつえ
    北を指し流るる川や河鹿笛     西村千鶴子
    滴りの滲み入る苔の艶やかさ    徳永絢子
    千姫の曲輪間近に川鵜の巣     原 万代
    仏法僧鳴くや夜明けの杉襖     西村千鶴子
    雨粒を零さず畳みおじぎ草      徳永絢子
    小さき手に追はれひらひら熱帯魚  新谷亜紀
    金色の鯉の寄り来る苑涼し     井浪千明
    緑蔭やマスクずらして深呼吸    小谷廣子
    癒えし身へ初蝉の声朝の空     徳永絢子
    六甲の山々隠れ梅雨の靄      柴田惠美子
    浮き沈み繰り返す鯉風青し     原 万代
    高僧の爽の字飾り夏座敷      中野はつえ
     

     

    ★8月関西句会も通信句会の予定です。

    ☆ 北嶋八重さんが、「両足院」の写真とコメントをお送りくださいました。
      以下にご紹介します。

    <建仁寺塔頭「両足院」の半夏生の庭園>

     「両足院」は、室町時代、龍山徳見禅師を開山として創建建仁寺の塔頭寺院です。桃山時代以降に作庭された書院前庭の池泉回遊式庭園は京都府指定名勝です。初夏には半夏生が咲きほこり、「半夏生の寺」としても有名です。
     池の汀に白く群れ咲いている半夏生を眺めていると、清々しい気持ちになりました。半夏生の見頃と年末年始の特別公開期間を除くと、非公開です。
     

                街の音地を這ひ来る半夏生      沢木欣一
     

                半夏生白き夕べとなりにけり   稲畑汀子
                              
    【北嶋八重さん 記】



     丸 窓

     庭 園

     両足院 庭園



     両足院 半夏生
     

     

    仰る通り、写真からも清々しさが伝わってきますね。
     

    終息の見えないコロナ禍、気持ちだけでも清らかでありたいです。
     

    八重さん、ありがとうございました!
     

     

     


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