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「関西句会」(第211回)

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    ★8月23日(日)の「関西句会」は、今回も通信句会となりました。
        柴田惠美子さんから以下の通りご報告がありました。


    ☆ 田島和生主宰 選 (◎は特選)
     

    ◎ お大師へ柞のさやぎ今朝の秋    徳永絢子
     

    ◎ 風死して夜の獣舎の匂ひけり    西村千鶴子
     

    ◎ 出水あと中洲の枝に襤褸吹かれ 徳永絢子


    上げ潮にすばしりの飛ぶ河口かな 井浪千明
    雨つぶのうすき紅色花木槿          新谷亜紀
    るるるると鳴るや山田の落とし水  椿 恒平
    明星の殊にきらめき今朝の秋       柴田惠美子
    漆黒の仏の涼し半跏趺座             小谷廣子
    盆僧の白き鼻緒やうす埃             中野はつえ
    手に掬ふ峡の奥なる秋の水          小谷廣子
    新涼や河は古鏡のごと光り          井浪千明
    夏草の長けて羅漢を埋むるなり    中野はつえ
    夢殿へ道の真つ直ぐ油照             小谷廣子
    爽やかや明珍火箸触るる音          井浪千明
    かなかなの鳴きたる村の日暮かな 椿 恒平
    さみどりに冬瓜汁のとろり透け     新谷亜紀
     

     

    ★9月関西句会(通信句会)のお知らせ
     

    9月も通信句会となりました。

    5句投句。 郵送で柴田惠美子さんまでお送りください。
     締切  9月26日(土)(必着)

    ☆ 北嶋八重さんが、京都府立植物園の「朝顔」の写真とコメントをお送りくださいました。

      以下にご紹介します。

    朝 顔(京都府立植物園)
     日本に分布していなかった朝顔は、中国から薬として渡来し、種が下剤として使われていました。江戸時代には観賞用の園芸植物として盛んに栽培され、その後の品種改良により、変化朝顔や大輪朝顔が生み出され、現代も楽しまれています。
     夏の風物詩とされてきた植物園の「朝顔展」ですが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止対策の為、中止されました。恒例の早朝開園での観覧は叶わず、炎暑の中、朝顔を見てきました。

     

       朝顔の紺の彼方の月日かな  石田 波郷 (昭和17年作)


     前年の12月8日には太平洋戦争が始まり、文芸に対する政府の弾圧が厳しさを増していた。波郷は、朝顔の紺のかなたに良き時代を懐しんだと思われる。

     

       朝顔が向かうの空へ咲きにゆく  田島 和生 (平成18年作)


     紺の朝顔が塀伝いに咲く。向こうの空に、何があるんだろうか。

                  

              『田島和生集』俳人協会自註現代俳句シリーズより。
    【北嶋八重さん 記】

     

     植物園の朝顔



     朝顔の棚
     

     






     朝顔のアーチ「 ヘブンリーブリッジ」

    どの朝顔も爽やかですね。


    見ていると、どこか希望が見えてくる気がします。


    八重さん、ありがとうございました!

     

     


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