「大津・本丸句会」(第91回)

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    ★ 3月24日(火)の「大津・本丸句会」は、新コロナウイルス感染防止のため、
     通信句会に変更されました。
      向平まゆみさんから句会報が送られてきましたのでご報告します。
     
    ☆ 田島和生主宰選(◎印特選)

    ◎鴨引くや泣きだしさうな北の空  西村千鶴子

    海棠の花へ双子のベビーカー     西村千鶴子
    合格や卓に音たて鍋の蓋     青木陽子
      パンデミック
    春寒しマスクの顔に会ふばかり  一村葵生
    乙女椿活けて玄関らしくなり    小林佳月
    茎立のそこここ黄色残すかな   馬場千香子
    芽楓や歩みを合はせ法隆寺    向平まゆみ
    朝市のひとりの媼春火鉢      前田かよ子
    霾や喪帰りの肩払ひ合ひ      筧 ゆき
    小さき手の金平糖や春の色    阪本節子
    初蝶や早や薄瑕のあるやうな   馬場千香子
    蕗味噌や晩年の妣里暮し     青木陽子
    近づけば畦一面のいぬふぐり   馬場千香子
    山笑ふおかつぱ梳ける柘植の櫛  青木陽子
    手を取りて共に見上ぐる老桜    山田流水
    鑑真の寺は列柱木の芽風     安藤照枝
    恋猫の声のまどろみ破りけり    一村葵生 
    紅梅の花弁降り敷く夕べかな   小林佳月
    投函の旅の絵はがき燕来る    青木陽子
    立ちてまた下り来る雀春茜     馬場千香子
    初ひばり母の回向の燈の一つ   阪本節子
    没日いま水脈燦めきて春の鴨   向平まゆみ
    ゆつたりと浸る柚子の香湯の煙  一村葵生
    春の鴨かすかな声を立てて揺れ  熊村あけみ
    待ち人にビタミン色の春の月    西村千鶴子
    白梅や鳥入れ替はり立ち替はり  松岡和子
    春浅し小荷物に捺す摩滅印    筧 ゆき
    卒業の少女の立居大人びて    向平まゆみ
    古畳あげて納戸の春埃       小林佳月
    膝の子のいつしか眠り彼岸寺   筧 ゆき
    春雨や宿の番傘油の匂ひ     青木陽子
    吊橋の軋む音立て山笑ふ     前田かよ子
     

    ★大津本丸句会のご案内
     
     会場:大津市生涯学習センター
        
     日時: 5月26日(火)201号室 10時30分〜12時30分

         6月23日(火)201号室 10時30分〜12時30分


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     びわ湖岸なぎさ公園から近江大橋を望む【撮影:向平まゆみさん】    
     
    心が晴れやかになる景ですね♪
     
    まゆみさん、ありがとうございました!
     

    「関西句会」(第206回)

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      ★3月22日(日)の「関西句会」は、新型コロナウイルス感染防止のため休会となりました。 
       かわりに通信句会が行われ、井浪千明さんから以下の通りご報告がありました。

      ☆ 田島和生主宰後日選 (◎は特選)
       
      ◎ 道の辺の蓬は伸びて踏まれけり  原 万代
       
      ◎ 囀や樹下に双子の乳母車      西村千鶴子
       
      ◎ 遅々として暮れかぬる日や機の音 西村千鶴子

      紫雲英編み頭へ飾り姫となる      安藤えいじ
      禅院の東司(とうす)を借りる日永かな 西村千鶴子
      池底に流れ一筋蝌蚪生るる      小谷廣子
      木の芽立つ城三代の墓所       中野はつえ
      汀まで蹄の跡や土手青む        徳永絢子
      涅槃西風背開きに干す魚かな     柴田惠美子
      畑荒れてまだらに咲ける花大根    井浪千明
      童謡の時報流るる遅日かな       徳永絢子
      雛壇の前に座りて子の澄まし      井上基子
      橋あまた架かる難波や水温む     小谷廣子
      また一つ椿の落ちて去りがたし    北嶋八重
      畑打や一鍬ごとの土匂ふ        中野はつえ
      冴返る糶場に散りて鮪の尾      小谷廣子
      蜷の道曲りて太きところあり      中野はつえ
      春光や風車へわたる海の風      柴田惠美子
      啓蟄や地に転びたる団子虫      西村千鶴子
      春夕焼湖畔の宿を包みけり      井上基子

      ★関西句会案内
       
       4月の句会も休会で通信句会となります。
       
       5月句会は以下の通り予定しています。
       
       日 時:2020年5月24日(日)午後1時半〜
       会 場:小田北生涯学習プラザ(尼崎市)2階1号室
               ↓      

      ☆ 北嶋八重さんが、松ヶ崎疏水の桜並木の写真とコメントをお送りくださいました。以下にご紹介します。
       
      松ヶ崎疏水(下鴨疏水分線)の桜並木 「葵の小径」

       松ヶ崎浄水場と賀茂川の間の「疏水分線」で、下鴨疏水とも呼ばれています。府立植物園の南を少し東に行くと、疏水沿いに桜並木が松ヶ崎浄水場まで延々と続いて、隠れたお花見のスポットです。
       疏水沿いと言っても上流の哲学の道ほど観光地ではないので、桜の時期以外は訪れる人も少ない閑静な住宅街です。この時期でもお花見を楽しむ人も疎らで、満開の桜並木を散策してきました。訪れた3月30日、折しも京都市の桜情報は満開となりました。
       「鴨川」は「出町柳」より上流では「賀茂川」と表記しますが、「鴨川」「賀茂川」の土手の桜も両岸とも、3月末〜4月初めにかけてが見頃です。「葵の小径」では、初夏の6月上旬〜中旬にかけて、蛍の乱舞する幻想的な風景が見られます。
       
        さきみちてさくらあおざめゐたるかな   野澤 節子
       
        嬰の匂ひある家桜咲にけり        能村登四郎
                   
                           「花の歳時記 春」より
       【北嶋八重さん 記】
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       水辺の桜は本当に美しいですね!来年はぜひ訪ねてみたいです。
       
       時節柄なかなか外出できず心が重くなっていたところ、ふわっと軽くなった気がします。

       八重さん、ありがとうございました!
       

      「大津・本丸句会」(第90回)

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        ☆2月26日(水)「大津本丸句会」が開かれました。
         向平まゆみさんから句会報が送られてきましたのでご報告します。 
          落つる日や春鮒釣の舟に立ち      田島和生
         
          みづうみが見えてふらここ高くなる  田島和生
         
        ☆ 田島和生主宰選(◎印特選)
         
        ◎冬枯や牧に干乾ぶ牛の糞   安藤照枝

              安土城址
        ◎虎口(こぐち)より入ればあまたの落椿 一村葵生
         
        ◎海原へ開く湯治場椿咲く    熊村あけみ
         
        ◎散り際のことに際立ち梅香る 馬場千香子
         
        ◎桃の花人形塚に雨の降る   青木陽子
         
        紅をひく東の空に春の月       山田流水
        わらび餅きな粉に咽せる幼かな   青木陽子
        船待つや雁木を覆ふ春の雪     安藤照枝
        来て見れば瀬田の唐橋夕霞     山田流水
        比良はまだ頂白く田を鋤けり     青木陽子
        如月の雪に湖北の静もれり      向平まゆみ
        うすうすと窓辺明け来る春近し    馬場千香子
        一山をどよもし行けり春疾風     熊村あけみ
        きりんの目空を見上げて春時雨   前田かよ子
        山祇(やまつみ)へ道ひとところ菫草 西村千鶴子
        波先の尖り猛るや北颪         中村良一
        昃(ひかげ)れば名のみの春やストレッチ 中村良一
        早春や走者の道の照り返る    三雲宏一
        早春の吹き流し舞ふ舟着場    三雲宏一
        りぼん添へバレンタインの芋焼酎 向平まゆみ
        残雪の畦に金肥の袋積み     青木陽子 
        比良八荒湖へ傾げる松並木    熊村あけみ
        中庭へ謡の復習(さら)ひ梅月夜 一村葵生
        湖へ音無き流れ座禅草         向平まゆみ
        芽柳や五位鳴き渡る堅田の津   西村千鶴子
        焼牡蠣のぱちつと弾けてのけぞりぬ 安藤照枝
        宛先の滲む速達多喜二の忌    筧 ゆき
        アネモネや膨らみはじむパンケーキ 西村千鶴子
        春の日の辞職の決意スーツ買ふ  前田かよ子
        ピアノ曲何度もさらふ児麦青む   安藤照枝 
         

        ★大津本丸句会のご案内
         
         会 場: 大津市生涯学習センター
            
         日 時: 3月24日(火)201号室 10時30分〜12時30分

              4月28日(火)201号室 10時30分〜12時30分

              5月26日(火)201号室 10時30分〜12時30分
         
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         「信楽の登り窯」(今は使われていない)【撮影:向平まゆみさん】 
         

        「関西句会」(第205回)

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          ★2月23日(日)小田北生涯学習プラザ(尼崎市)において「関西句会」が開かれました。
           井浪千明さんから句会報が送られてきましたのでご報告します。

          ☆ 田島和生主宰選 (◎は特選)
           
          ◎ 囀や一番高き樹に寄りて      竹内悦子
           
          ◎ 春潮に投網のしぶききらきらす  井浪千明
           
          ◎ 日当れば紅梅ぽつと艶めきて   竹内悦子

          芽柳の木末(こぬれ)かがよふ日照雨かな 小谷廣子
          春立つや生簀の魚立ち泳ぐ      中野はつえ
          島の灯の遠き点滅春寒し       井浪千明
          早春の鷺白々と吹かれをり      柴田惠美子
           相楽神社
          餅花の千の毬揺れ巫女の舞      小谷廣子
          北窓開きみづうみの風通しけり    竹内悦子
          雪解の風や組み干す茶筅竹      小谷廣子
          古民家や幽かに梅の匂ひ来る     井上基子
          しだれ梅縺れ雨粒こぼしけり     井浪千明
          参道に表裏あり梅探る         中野はつえ
          黒雲の切れて魞挿す小舟かな    小谷廣子
          ゆつたりと泳ぎ来る鯉水温む     安藤えいじ
          君に似し姿に迷ふ春の宵       山田流水
          一面の青菜を打てり春霰       柴田惠美子
          カンバスに絵筆走りて風光る     安藤えいじ
          白梅や雲とどこほる千木の空     井浪千明
           

          ★関西句会案内
           
           3月「関西句会」は、 新型コロナウィルスの感染拡大防止のため中止となりました。
           

          ☆ 北嶋八重さんが、ご実家伝来の貴重なお雛様の写真とコメントをお送り
          くださいました。以下にご紹介します。
           雛壇は祖母の、御殿雛は母の、夫婦雛は伯母のもの、何れも明治時代の作です。吊し雛は、10年程前の姉の手作りです。夫婦雛は、伯母が嫁入り道具に持参したのですが、最近、100年ぶりに里帰りして飾られるようになりました。
           毎年、奥座敷に飾られている実家の雛人形ですが、京都西陣より絹屋佐平治が丹後に絹織物の技術を伝えて以来300年に当たる今年は、「丹後ちりめん回廊」が日本遺産に認定されたのを機に、玄関の間に飾り皆さんに見ていただいているようです。
           
            箱ぬれて母の国より雛届く   田島和生
           
                故郷の加賀から娘に雛を送って来た。雪国から届いた箱は少し濡れて
                いたが、目を見張るような美しい雛人形だった。

                        「田島和生集」俳人協会 自註現代俳句シリーズより
           
                                    【北嶋八重さん 記】
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          DSCF0005お雛様[2].jpg

           
          夫婦雛 (003).JPG

          拡大して拝見しましたが、ぞくぞくするほど神々しい!
           
          雛壇の少し動きがあるお姿も華やかですね。
           
          八重さん、ありがとうございました!
           

          「大津・本丸句会」(第89回)

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            ☆1月29日(水)「大津本丸句会」が開かれました。
             向平まゆみさんから句会報が送られてきましたのでご報告します。
             
              
            船溜手に乗る程の鳰(にほ)浮かぶ  田島和生

            白山の片面へ入日大枯野        田島和生

                  
            ☆ 田島和生主宰 後日選(◎印特選)
             
            ◎山眠るその奥山の日当りて    一村葵生

            ◎板壁に古りしメニューやのっぺ汁 筧 ゆき

            ◎涌くごとく鳶舞ひたる寒暮かな   熊村あけみ
                                          
            お辞儀せる幼の周り淑気かな    小林佳月
            左義長や太古のままの火を畏れ  松岡和子
            北颪真正面に湖の鳥               中村良一
            山茶花の散るや余白の苔の色   西村千鶴子
            寒餅を搗いて丸めてひと日かな  松岡和子
            牡蠣舟へ下りる二三歩灯の小さく 熊村あけみ
            枯蔓を引けばねじれの力かな   中村良一
            旅ごころくすぐる駅や春隣       竹内悦子
            読み聞かせせがむ幼や春隣      小林佳月
            廃屋の庭そのままに寒椿         青木陽子
            大寒や火の轟々と登り窯         安藤照枝
            しぐるるや鳶の輪を描く雲の下  馬場千賀子
            朝練の足音響き山眠る            前田かよ子
            つくばひに淡き日の差し実千両  筧 ゆき
            あふるるほど備前の壷に水仙花  阪本節子
            川底の石の白々寒旱               一村葵生
            ラカンパネラ聴くや出窓へ寒の月 安藤照枝
            酒蔵の浮き立つ家紋冬の月      青木陽子
            水鳥や灯遠く湖暮るる             西村千鶴子
            桟橋に貸舟舫ひ水温む            筧 ゆき
            逝く友を送るコーラス冬すみれ   向平まゆみ
            山腹のお百度道や帰り花         一村葵生
            初晴や神泉の鯉浮かみたる      熊村あけみ
            川岸を歩け歩けの去年今年      三雲宏一
            真夜中や皮ジャンバーの訪問医  青木陽子
            パプリカの中のうつろや風邪心地 青木陽子
            ゆるき坂上り寺跡初日受く            馬場千賀子
            大寒の峡の七軒音もなき         松岡和子
            萌黄色の服を用意し春を待つ   竹内悦子
            寒木瓜の朱に日のとどく二年坂  西村千鶴子
            遠ざかる祖母のおもかげ負真綿  向平まゆみ
            仏飯を高々と盛る寒日和          阪本節子
            取らず置くをさなの得手のかるた札 熊村あけみ


            ★大津本丸句会のご案内
             
             会場: 大津市生涯学習センター
             
               日時: 2月26日(水)201号室 10時30分〜12時30分
             
                 3月24日(火)201号室 10時30分〜12時30分

                 4月28日(火)201号室 10時30分〜12時30分


            ☆ 向平まゆみさんが、「菜の花畑」の写真とコメントをお送りくださいました。
                以下にご紹介します。
            比良山を背景に広がる菜の花畑
             滋賀県守山市の第一なぎさ公園に咲く「寒咲花菜」という早咲きの菜の花です。
             琵琶湖の向こう岸に広がる冠雪の比良山系とのコントラストが素晴らしいのですが、今年は、なかなか雪の比良を見ることができませんでした。
                           (向平まゆみさん 記)
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            見事な菜の花畑ですね!
             
            一気に春がやってきたようで明るい気分になります♪
             
            まゆみさん、ありがとうございました! 
             

            「関西句会」(第204回)

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              ★1月26日(日)小田北生涯学習プラザ(尼崎市)において「関西句会」が開かれました。
               原万代さんから句会報が送られてきましたのでご報告します。

              ☆ 田島和生主宰選 (◎は特選)
               
              ◎ 鬼の振る火の粉を浴びて厄払ひ  中野はつえ
               
              ◎ 寒風や入江へと飛ぶ潮がしら    小谷廣子
               
              蠟梅にいささかの雨来つつあり    西村千鶴子
              春近き砂に描きありドラえもん     徳永絢子
              日脚伸ぶ段々畑は鶸色に       井浪千明
              折鶴を千羽めざして冬籠        竹内悦子
              笹鳴の次のこゑ待つ庭仕事      西村千鶴子
              にはか巫女袖ひらひらと破魔矢売る 中野はつえ
              寒晴や置きたるやうに竹生島     西村千鶴子
              ブーメラン庭に飛び込む松の内    原 万代
              修正会や鬼は松明振り翳し      井浪千明
              日脚伸ぶ茶房の奥を明るうす     竹内悦子
              雨あとの御所の老松淑気満つ    小谷廣子
              猪鍋やこなから酒に酔ひもして    西村千鶴子
              竜の玉見つけ結界跨ぎけり      中野はつえ
              猫の影よぎれり寒の月あかり     徳永絢子
              餌をあさる嘴に年初の光あり     原 万代
              凍空や杜に集まる鳥の声       柴田惠美子
              夕千鳥啼くや浦廻の潮仏       小谷廣子
              立枯れの柞に滲むる寒の雨     徳永絢子
               

              ★関西句会案内
               
               日 時:2020年2月23日(日)午後1時半〜
               
               会 場:小田北生涯学習プラザ(尼崎市)
                    ↓
                https://odakita-plaza.com/about.html
               

              ☆ 北嶋八重さんが、「青蓮院門跡」の寒牡丹の写真とコメントをお送りくださいました。
                以下にご紹介します。
              <青蓮院門跡>
               天台宗総本山・比叡山延暦寺の三門跡寺院のひとつであり、住職が皇室や公家によって受け継がれてきた寺院です。江戸時代に御所の火災により仮御所となったことがあり、「粟田御所」と称されます。門跡寺院らしい建物や庭園は王朝文化の遺構とされ、国の史跡に指定されています。
               部屋に置かれていた鉢植えの寒牡丹の艶やかさは、山裾の寺院の寒さを忘れてしまうほどでした。
              <歳時記> 季語 「寒牡丹」(冬牡丹)
               もともと初夏の花である牡丹の花芽をつみとって、鑑賞用に冬に花を咲かせるようにしたもの。藁囲いをして、寒さの中大輪の花を咲かせる。
               
                飛雪来ることのしばしば寒牡丹  細見 綾子
               
                日おもての寒牡丹紅濃かりけり  中村 フミ        
                                  (「風」の歳時記より)
                【北嶋八重さん 記】
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               青蓮院
               
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               寒牡丹
               
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               庭 園
               
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               小御所
               
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               宸 殿
               
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               親鸞聖人童形像
               
              寒さの中、寒牡丹の花だけがふわっとあたたかさをかもし出しているようでステキですね。

              八重さん、ありがとうございました!
               

              「大津・本丸句会」(第88回)

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                ☆12月24日(火)「大津本丸句会」が開かれました。
                 向平まゆみさんから句会報が送られてきましたのでご報告します。 
                  
                みづうみの遠(をち)を白波冬ざくら  田島和生
                 
                狛犬の大口へ網冬の蜘蛛       田島和生
                 
                ☆ 田島和生主宰選(◎印特選)
                 
                ◎ゆつくりと浮きて落葉に触るる鯉  馬場千賀子

                ◎氷魚汲むや比良の頂よく見えて  西村千鶴子

                ◎よどみなく水湧く音や漱石忌    青木陽子

                ◎冬至南瓜刃の入れどころ探すなり 熊村あけみ
                 
                    木之本宿
                琴の糸綯(な)ふや時雨るる脇街道 西村千鶴子
                ポインセチア胸の榾火のなほありて 竹内 悦子
                水音のして水鳥の水脈のこる     熊村あけみ
                極月やブルーシートの屋根あまた   西村千鶴子
                喜寿の夫祝ふ親族(うから)や冬薔薇 竹内 悦子
                祖父母ゐて父母のゐませし報恩講  小林和子
                冬菊の風ぐせのまま枯れにけり   中村良一
                冬菜洗ふ水の光をあふれしめ    熊村あけみ
                枯尾花日は燦爛と入りにけり    一村葵生
                極月の水尾の二筋湖の鳥         阪本節子
                冬日没るメタセコイアの長き道   山田流水
                白川の花街をゆく師走かな       阪本節子
                朝市のひときは赤き飛騨の蕪   筧 ゆき
                諍ひは一言控へ煤払               向平まゆみ
                丹波路の山里に照り木守柚子   馬場千賀子
                田に跳ねて田鳧真白き羽裏かな 馬場千賀子
                裸火に手を翳したる年の市    青木陽子
                靴底に落葉ふかふか並木道    熊村あけみ
                子別れに泣かす役者や京師走  阪本節子
                寒雀檜皮屋根から零れをり    馬場千賀子
                電柱の灯りの暈や雪しんしん   中村良一
                大空に伸びに伸びけり冬木立  小林和子
                川岸にまだ紅残る櫨紅葉      三雲宏一
                百の柚子一番風呂を一人占め 安藤照枝
                湯豆腐や休肝日なき夫のゐて 筧 ゆき
                手編ケット母の匂ひに顔埋む  向平まゆみ
                 年の瀬やブルーシートの屋根の数 一村葵生
                ふくろふの啼くや通夜の灯ゆらぎをり  青木陽子
                神官の振る袖口の寒さかな    向平まゆみ
                 

                ★大津本丸句会のご案内
                 
                 会 場:大津市生涯学習センター

                   日 時: 1月29日(水)201号室 10時30分〜12時30分
                     
                      2月26日(水)201号室 10時30分〜12時30分

                      3月24日(火) 201号室 10時30分〜12時30分
                 

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                 瀬田川岸に集まるゆりかもめの写真 【撮影:向平まゆみさん】
                      
                   

                迎春

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                  明けましておめでとうございます。
                   
                  本年も「関西地区だより」をよろしくお願いします。
                   
                           2020(令和2)年 新春
                   

                   北嶋八重さんから、下鴨神社の「干支の大絵馬」と「蹴鞠初」の写真とコメントが送られてきました。 以下にご紹介します。
                  「干支の鼠の大絵馬」は、重要文化財の舞殿(まいどの)に飾られています。二匹は、母子の鼠でしょうか・・・大絵馬には「福寿海無量」と描かれていました。
                    (北嶋八重さん 記)
                   
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                  下賀茂神社「蹴鞠初」
                    平安時代の貴族らが興じた蹴鞠を奉納する新春恒例の「蹴鞠初」が4日、下鴨神社で行われました。四隅に青竹を立てた「鞠庭」で、伝統衣装をまとった蹴鞠保存会の男女8人が輪になり、「アリ」「ヤア」「オウ」と声を掛けながらシカの革を縫い合わせた鞠を右足だけで地面に落ちないよう軽やかに鞠を蹴り合いました。
                    ボールを遠くに蹴るラグビーやサッカーとは違い、蹴鞠は高く上げると説明がありました。人垣で蹴り合う様子は見られませんでしたが、時折、上がった鞠を見ることが出来、新春らしい雰囲気を味わって来ました。
                   
                   けふことに比叡の晴るる毬始     野口喜久子
                   
                   紺ふかき装束翁や初蹴鞠       桂樟蹊子
                   
                             (北嶋八重さん 記)
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                  「福寿海無量」・・意味深長な、ありがたい「禅宗」のお言葉のようですね。

                  「海のように計り知れない幸せ」を噛みしめながら暮らしたいものです。
                   
                  八重さん、今年も初春らしい京都の風景をお伝えいただき、ありがとうございました!
                   

                  「関西句会」(第203回)

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                    ★ 12月22日(日)小田北生涯学習プラザ(尼崎市)において「関西句会」が開かれました。
                      井上基子さんから句会報が送られてきましたのでご報告します。
                     
                    ☆ 田島和生主宰選 (◎は特選)
                     
                    ◎ 雪吊のほどよきゆるび松匂ふ   小谷廣子
                     
                    ◎ とろ箱に海鼠貼り付く赤と青    井浪千明
                     
                    ◎ 氷魚の糶すぐに終りし港かな   竹内悦子
                     
                    大川の水尾とろとろと川普請      井浪千明
                    柚子風呂の香に包まれて目を閉づる 井上基子
                    雨の中透き通るごと冬桜        北嶋八重
                    味噌搗やまくりし主婦の腕太き    安藤えいじ
                    街路樹の木の葉飛び込む小鳥店   徳永絢子
                    落語会大笑ひして年送る        北嶋八重
                    須磨浦の凪の夕映え雪ぼたる    柴田惠美子
                    臥せをれば無聊をいやす冬の鵙   原 万代
                    梁に簪ふるる里神楽          小谷廣子
                    小春日や身に馴染みたる母の衣   西村千鶴子
                    凩や暗礁(いくり)の上を波とべり   小谷廣子
                    鉄の爪浚ふる冬の川深く        徳永絢子
                    唐突に獅子の咆哮園冴ゆる     柴田惠美子
                    溶岩(らば)原のくぼみかかよふ霜柱 小谷廣子
                    巡回の巡査に蹤きて雪ばんば    徳永絢子
                    吾を見てにらむ仁王や冬寒し     山田流水
                    三井寺の朝は鶲の地鳴きから     西村千鶴子
                    窓いつぱい眩しきまでに柿吊るす  中野はつえ
                    師と交はす一献ごとの年の暮     山田流水
                    バスを待つ波止場の小屋や隙間風  北嶋八重
                    きらきらと宵の明星おでん酒      柴田惠美子
                     
                    ★関西句会案内
                     
                     日時:2020年1月26日(日)午後1時半〜
                     
                     会場:小田北生涯学習プラザ(尼崎市)
                          ↓
                      https://odakita-plaza.com/about.html
                     

                    ☆ 北嶋八重さんが、歳晩の京都の写真とコメントをお送りくださいました。
                      以下にご紹介します。
                    <京都・四条大橋界隈の歳晩>
                    鴨川の水面にはゆりかもめが群れをなし、南座には顔見世のまねきが上がり、京都の歳晩らしい雰囲気を醸しだしています。
                              (北嶋八重さん 記)
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                     鴨川のゆりかもめ
                     
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                     南座
                     
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                     顔見世のまねき
                     
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                     出雲阿国像

                    冬晴の空が目にしみ、しみじみと歳晩の感慨にひたれますね〜。
                     
                    八重さん、ありがとうございました!
                     
                    みなさん、どうか良いお年をお迎えください。
                     

                    京都あけぼの句会 第102回 (12月)

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                      京都あけぼの句会 第102回 (12月)

                      ☆12月18日(水)東山いきいきセンターにおいて「京都あけぼの句会」が開かれました。
                       北嶋八重さんから句会報をお送りいただきましたので、以下にご報告します。

                      ★主宰の一句
                       雪螢檜山に青く舞ひ出づる     田島和生
                       
                       静かな冬のたたずまいを見せ始めた檜木山。そこに初雪かと見まがうような「雪螢」がうす青く舞い出てきた。冬に入った感慨を巧みに詠まれた詩情あふれる一句である。 もう一句。「なでられて寒肥もらふさるすべり」
                                                                             (新谷亜紀)        

                      ☆ 田島和生主宰 選 (◎印は特選)
                            
                      ◎逆光をくる綿虫のうすみどり   青木陽子

                      ◎宿り木の大きな毬へ冬落暉   小谷廣子

                      ◎裸木や一枝一枝の影の濃き   居相みな子

                      ◎白鳥のしぶき大きく着水す     居相みな子
                       
                      丹精の冬菊たまふ垣根越し    熊村あけみ
                      冬晴やお喋り盡きぬ下校の子   大前美智子
                      昴星遠吠えの犬息白し       田子カンナ
                      音たてて転がるボール枯木立   熊村あけみ
                      木枯に押されて下りる山の寺   居相みな子
                      小春日の巡回バスにまどろめり  新谷亜紀
                      底冷や取つ手のごとき耳ふたつ  青木陽子
                      火事跡に老松枝を広げたる     北嶋八重
                      歳晩の小路に迷ひ暮れにけり   北嶋八重
                      むかご飯能登の藻塩をこころもち 小谷廣子
                      繋がれし犬大あくび冬ぬくし    大前美智子
                      駅頭の灯に浮き出でて焼芋屋   新谷亜紀
                      水鳥の白黒集ふ中州かな     大前美智子
                      極月や野良着の夫の不精髭    新谷亜紀
                      大の文字縁取りて山粧へり     北嶋八重
                      クレーン車の毀つあばら屋冬ざるる 青木陽子
                       
                       
                      ★ 京都あけぼの句会のご案内
                       
                          会場:東山いきいきセンター101号 
                          
                          日時:令和2(2020)年 1月15日(水)午後1時半〜
                                         2月19日(水)午後1時半〜

                      ☆ 北嶋八重さんが、「クリスマスマーケット」の写真とコメントをお送りくださいました。
                        以下にご紹介します。
                      <大阪ドイツクリスマスマーケット>
                       今年も11月15日(金)〜12月25日(水)の期間、大阪・梅田シティ・ワンダースクエアで「ドイツ・クリスマスマーケット」が開催されています。
                        本場のドイツさながら、広場には“ヒュッテ”と呼ばれる木製の小屋が建ち並び、ホットワインやソーセージ、クリスマスのお菓子や雑貨など、様々な品物が売られています。ドイツのクリスマスマーケットで 実際に使われているヒュッテが、このイベントのために海を越えてやってきていて、中にはドイツ人自らが店舗に立ち、接客してくれているヒュッテもあります。夜になると会場全体がイルミネーションに照らされ、まるでドイツのクリスマスマーケットに居るようでした。
                                                                  (北嶋八重さん 記)
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                      大阪ビル街の一角がまるで別世界ですね!
                       
                      異国情緒があって素敵〜♪
                       
                      八重さん、ありがとうございました!
                       

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