「関西句会」(第190回)

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    ☆9月23日(日)アネックスパル法円坂において「関西句会」が開かれました。
     小谷廣子さんから句会報が送られてきましたのでご報告します。
     
     
    ◇ 田島和生主宰 選 (◎印特選)

    ◎新涼や白波のとぶ小松原     小谷廣子
     
    ◎山の辺は風の湧く道葛の花    井浪千明

     白粉の咲いて深まる四方の闇    中野はつえ
     穴太積の天守の跡や法師蝉          古澤厚子
     話声路地に響きし良夜かな     安藤えいじ
     蕎麦の花小雨に煙る国境     北嶋八重
     社説読みしばし微睡む昼の虫    安藤えいじ
     小流れに映る露草色深し     古澤厚子
       無言館
     身にしむや妻のデツサン残し逝く 北嶋八重
     邯颪里い茲菴Яし水の秋    柴田惠美子
     月天心ガントリークレーン聳え立ち 古澤厚子
     ロープウエーの谷に湧くごと虫の声 北嶋八重
     朝寒や一枚羽織る夫のもの    中野はつえ
     秋霖や水輪の中に亀の口     古澤厚子
       俳句弾圧不忘の碑
     弾圧の句碑や信濃の天高し    北嶋八重

     
    ☆「関西句会」のご案内   
     
    10月28日(日) 1時半〜 於:「アネックスパル法円坂」
     
    11月25日(日) 1時半〜 於:「アネックスパル法円坂」

      
    北嶋八重さんが「無言館」と「俳句弾圧不忘の句碑」の写真と解説をお送りくださいました。以下にご紹介します。
     
    <無言館> 長野県上田市古安曽
      信州・上田の郊外、塩田平を望む丘の上建つ美術館。 第二次世界大戦で没した画学生の遺作や遺品を集めた美術館で、1997年に開館しました。
      施設名の「無言館」は、展示される絵画は何も語らず「無言」であるが、見る側に多くを語りかけるという意味で命名されたといわれますが、訪れた人もまた展示の絵画を見て「無言」になるという意味をも含まれているそうです。

    <俳句弾圧不忘の句碑> 無言館敷地内 
      戦時中の治安維持法の下、俳句雑誌「京大俳句」のメンバーら40人を超える俳人が検挙され、投獄されるなどしました。その俳句弾圧事件を忘れず、思想と表現の自由を願って、金子兜太、窪島誠一郎(無言館館主)、マブゾン青眼(長野在住のフランス出身の俳人、他多くの俳人の等の呼びかけで、「俳句弾圧不忘の碑」が建立され、平成30年2月25日の除幕式には、田島主宰も出席されました。
      碑の文字は、幕式直前の2月20日に98歳で亡くなった金子兜太が揮毫し、その下に、弾圧された俳人の作品17句が刻まれています。その内の数句を書き留めて来たので、ご紹介します。
     
      降る雪に胸飾られて捕へらる      秋元不死男
      我講義軍靴の音にたたかれたり    井上白文字
      徐々に徐々に月下の捕虜として進む  平畑静塔
      戦争が廊下の奥に立つてゐた     渡辺白泉
      英霊をかざりぺたんと座る寡婦      細谷源二

    (北嶋八重さん 記)
     
     無言館
     
     オリーヴの読書館
     
     山王公園
     
     俳句弾圧不忘の碑
     
     塩田平を望む丘

     
    自由な表現が脅かされる時代、
    二度と繰り返してはなりませんね。
     
    私もぜひ訪ねたいです。
     
    八重さん、丁寧なご紹介文をありがとうございました!
     

    「関西句会」(第189回)

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      ☆8月26日(日)アネックスパル法円坂において「関西句会」が開かれました。
       中野はつえさんから句会報が送られてきましたのでご報告します。
       
       
      ◇ 田島和生主宰 選 (◎印特選)

      ◎夕汽笛遠くに聞こえ処暑の雲      安藤えいじ
       
      ◎人灼けて宮の土塊掘りゐたる      小谷廣子
       
      ◎山峡の馬塞(ませ)に沿ひたる盆の道 小谷廣子

       秋爽や得度せし子の墨衣      北嶋八重
       秋風や厩の跡のがらんどう     小谷廣子
       海沿ひの軒に乾びし尾花蛸     中野はつえ
       秋暑し誤嚥の水にむせゐたり    柴田惠美子
       台風の去りしベランダ朝雀      柴田惠美子
       鯉の背に触れむばかりや鬼やんま 中野はつえ
       母屋より白檀匂ふ盆の闇      小谷廣子
       骨董の壷を取り出し盆の月     安藤えいじ
       朝雲の白き一刷け秋立ちぬ    小谷廣子
       石一つ濡らして飛べり石たたき   中野はつえ
       文月や旅の枕に寝付かれず    藤田侃也
       高々と独活を躍らせ喜雨来る    阪上 元
       黄の絵具零すかに消え秋の蝶   安藤えいじ

       
      ☆「関西句会」のご案内    
        
       9月23日(日) 1時半〜 於:「アネックスパル法円坂」
       
      10月28日は「雉」全国俳句大会のため休会
       
      11月25日(日) 1時半〜 於:「アネックスパル法円坂」

        
        北嶋八重さんが「比叡山西塔」の写真と解説をお送りくださいました。
        以下にご紹介します。
      比叡山西塔<浄土院>
       伝教大師最澄により延暦7年(788)に創建された比叡山東塔の根本中堂には、開創以来不滅の法灯が、1200年の時を越えて輝き続けています。その東塔から、北へ1キロメートルほどの西塔の浄土院は、第2世天台座主寂光大師円澄によって開かれ、伝教大師最澄上人の御廟所があり、比叡山中で最も清浄な聖域とされています。8月20日、浄土院での孫の「本山得度式」に参列し、初秋の一日を清々しい気分で過ごして来ました。
        (北嶋八重さん 記)
       
       砂州と本堂
       
       浄土院.本堂
       
        庫裏
       
       伝教大師御廟所
       
       得度受戒式
       
      爽やかな中にも厳粛な空気感が伝わってきますね。
       
      八重さん、お孫さんの「本山得度」おめでとうございます!
       

      「関西句会」(第188回)

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        ☆ 7月22日(日)アネックスパル法円坂において「関西句会」が開かれました。
          井上基子さんから句会報が送られてきましたのでご報告します。
         
         
        ◇ 田島和生主宰 後日選 (◎印 特選)

        ◎火の匂ひ残る窯場や風涼し   井浪千明
         
        ◎ありありと浮巣の卵雨曝し    安藤えいじ

         青林檎一つ掴みて夜汽車かな  安藤えいじ
         地下足袋を生垣にさし夏の昼   藤田侃也
         雲梯にぶらさがりゐる日焼の子 小谷廣子
         山寺の小暗き厠茂る蔦      大西トヨ子
         懸崖の激流を背に虹立てり    北嶋八重
         海雲酢のギヤマンの鉢青深し  安藤えいじ
         浦風や蟬鳴きたつる松林     大西トヨ子
         雛燕一羽乗り出す大き口     小谷廣子
         いけず石車擦りたる猛暑かな  北嶋八重
         隈笹をしかと掴みぬ蝉の殻    柴田惠美子
         団子虫右往左往の草を抜く    大西トヨ子
         奔流の波せめぎ合ふ梅雨出水   小谷廣子
         若竹の節隆々と奥丹波      柴田惠美子
         義士邸の早駕籠煤け守宮出づ  原 万代
         北に向き伸びる鉄路や雲の峰   井浪千明
         
         
        ☆「関西句会」のご案内   
          
         8月26日(日)
         
         9月23日(日) いずれも1時半〜 
                  於:「アネックスパル法円坂」

          
         北嶋八重さんが「祇園祭・菊水鉾」の写真と解説をお送りくださいました。
         以下にご紹介します。
         
        <祇園祭> 
         1100年の伝統を有する八坂神社の祭礼の祇園祭は、869年、疫病退散を願い行われ祇園御霊会(ごりょうえ)を起源とします。7月1日の「吉符入」にはじまり、31日の境内摂社「疫神社夏越祭」で幕を閉じるまで、1ヶ月にわたって各種の神事・行事がくり広げられます。2014年、後祭が約半世紀ぶりに復興しましたが、今年は、7月17日の前祭、23基の山鉾の巡行を見てきました。
        <菊水鉾> 
         町内に古くからある「菊水井」にちなんで名付けられ、鉾頭には金色の透かし彫の菊花をつけています。謡曲「枕慈童」に取材し,稚児人形は菊の露を飲んで長寿を保ったという枕慈童で能装束の舞姿。屋根は唐破風造りで、彫師海老名峰彰作の鳳凰の懸魚を飾り、軒下に翠簾を掲げるところは、他の鉾と異なります。元治元(1864)年に消失し,昭和28年(1952年)に88年ぶりに再興されました。懸装品も皆川月華の唐獅子図・飛鶴図をはじめ昭和から現代に活躍した京都の著名な作家が手がけ、最近も岩澤重夫による見送りが新たに完成するなど、年々装飾が充実し、「昭和の鉾」の偉容を示しています。
          (北嶋八重さん 記)

         


         


         


         

         
        年々美しさを増す「菊水鉾」の見事な装飾!
         
        来年はぜひ間近で鑑賞したいと思います。
         
        八重さん、ありがとうございました!
         

        「関西句会」(第187回)

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          ☆6月24日(日)アネックスパル法円坂において「関西句会」が開かれました。
           大西トヨ子さんから句会報が送られてきましたのでご報告します。
           
           
          ◇ 田島和生主宰 後日選 (◎印特選)

          ◎盤石のくぼみに灯り草蛍     小谷廣子
           
          ◎戎橋渡る力士の藍浴衣     古澤厚子
           
          ◎神苑の池のにごりや余花の雨 小谷廣子

           梅雨鴉か黒き土を漁りをり   柴田惠美子
           梅雨茸足蹴にされて煙(けむ)を吐き
                                 藤田侃也
           本尊へ青水無月の燭点じ     井浪千明
           笹原に笹百合の咲き窯場裏   小谷廣子
           大いなる蚊柱の立ち石工道   中野はつえ
           万緑を映せる池や鯉跳ぬる   藤田侃也
           下闇を行き拝みたる摩崖仏   北嶋八重
           山峡の馬塞(ませ)の小径や百合匂ふ
                                 小谷廣子
           鯉跳ねて夏至の川瀬の暮れなづむ
                                 柴田惠美子
           海割れや小島へ灼くる石伝ひ  大西トヨ子
           黒猫の眼光りし五月闇      藤田侃也
           夏つばめ逆巻く波の秀を掠め  小谷廣子
           睡蓮の葉を押し上ぐる莟かな  中野はつえ
           月桃のいくさ場に散り沖縄忌   安藤えいじ
           堂奥の厨子の閉ざされ五月闇 北嶋八重
           金魚鉢水の尖りて朝の地震   柴田惠美子


          ☆「関西句会」のご案内   
            
           7月22日(日)

           8月26日(日)   いずれも1時半〜 
                     於:「アネックスパル法円坂」

            
           北嶋八重さんが「当尾の石仏」の写真と解説をお送りくださいました。
           以下にご紹介します。 
          <当尾の石仏>藪の中三仏磨崖仏.(やぶの中三尊)
           当尾(とおの)地区は、京都府の南端、奈良県と境を接する位置にあり、浄瑠璃寺、岩船寺などの古寺や鎌倉時代の石仏が点在しています。古来、南都仏教の影響を色濃く受け、 世俗化した奈良仏教を厭う僧侶が穏遁の地として草庵を結び、念仏に専心したと伝えられています。やがて草庵が寺院へと姿を変え塔頭が並び「塔の尾根」ができ、いつしか「当尾」と呼ばれるようになったといわれます。
           浄瑠璃寺や岩船寺周辺は小田原と呼ばれ、寺院や修行場が散在し、多くの磨崖仏が造立されました。これらの石仏は、今も、行き交う人々の道しるべとなっています。
           藪の中三尊磨崖仏は、藪の中の岩に舟形の光背を彫りくぼめ、正面に地蔵菩薩と向かって右に十一面観音、左の岩には阿弥陀如来坐像を配し、当尾の石仏中最古のものです。弘長(1262)
           (北嶋八重さん 言)
           


          素朴であたたかい感じの石ぼとけさん。
           
          手を合わせたくなりますね。
           
          八重さん、ありがとうございました!

          「関西句会」(第186回)

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            ☆ 5月27日(日)アネックスパル法円坂において「関西句会」が開かれました。
              安藤えいじさんから句会報が送られてきましたのでご報告します。
             
             
            ◇ 田島和生主宰 選 (◎印特選)

            ◎畦に沿ひ早苗も影も曲がりけり 安藤えいじ

             鋼打つ刀匠の額玉の汗           北嶋八重
             外風呂の夜通し溢れ薄暑かな   大西トヨ子
             矢の如き細き流れや花茨        藤田侃也
             広がりてほど良き風に花楝      徳永絢子
             若葉寒解剖室の戸の軋み       安藤えいじ
             夏帽子大きく振りて近づけり     中野はつえ
             源流をめざす奥処の茂りかな   小谷廣子
             パドックの乾びし砂や蟻の列    大西トヨ子
             麦秋や電柱の影濃く折れて      柴田恵美子
             薫風や奇岩の洞のおん仏        柴田恵美子
             老鶯や大樹ひとつの廃寺跡     小谷廣子
             てらてらと森青蛙翡翠いろ       井浪千明
             蜜蜂の一花をかかへ動かざる 中野はつえ
             音立てて竹の皮脱ぐ真昼時      藤田侃也
             川沿ひの離宮の跡や初蛍        小谷廣子
             拝(おろが)める肩にかそけき夏落葉  中野はつえ

            ☆「関西句会」のご案内   
              
             6月24日(日)    いずれも1時半〜

             7月22日(日)  於:「アネックスパル法円坂」

              
             北嶋八重さんが「丹後半島の海」の写真と解説をお送りくださいました。
             以下にご紹介します。      
            丹後半島
             京都府北部の日本海に突き出た半島で、長い時間をかけてつくられた海岸や岬の珍しい景観が数多くあります。
             中国・朝鮮半島との交流は、弥生時代の前期にさかのぼり、近年の考古学の発掘により、この地方に一大勢力があったことが確認されています。丹後地方では江戸時代中期より絹織物が発達し、丹後ちりめんとして有名であり、また浦島太郎や羽衣伝説等の舞台としても知られています。山陰海岸ジオパークの一部であるとともに「海の京都」と言われる丹後の海の美しい景色をご紹介します。
             (北嶋八重さん 言)
             
             琴引浜
             
             砂浜の露天風呂
             
             立 岩
             
             大成古墳
             
             屏風岩
             
             丹後松島
             
             伊根の舟屋
             
            爽やかな海辺の景にうっとりします♪
             
            八重さん、ありがとうございました!
             

            「関西句会」(第185回)

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              ☆4月22日(日)アネックスパル法円坂において「関西句会」が開かれました。
               北嶋八重さんから句会報が送られてきましたのでご報告します。
               
               開きつつ牡丹は淡き影重ね      田島和生
               
               みづうみは大きな鏡初燕        田島和生

              ◇ 田島和生主宰 選 (◎印特選)

              ◎ 白山の霊水を汲み春惜しむ       北嶋八重
               
              ◎ 我が影に怯ゆる間歩や灯の朧     井浪千明

               ネオンの灯水面に揺るる春の宵    藤田侃也
               尻ふって蜜吸ふ蜂のあえかなり     中野はつえ
               打たせ湯の当たる首筋木の芽風    大西トヨ子
               阿羅漢の山や春筍一寸ほど      小谷廣子
               廃坑に翡翠色なる苔茂る        中野はつえ
               春潮の荒磯に拾ふ忘れ貝       北嶋八重
               心経を唱ふ三筋の滝の前       中野はつえ
               花明り枝にベレーの掛りをり       安藤えいじ
               半蔀(はじとみ)をあげて御殿の春障子 古澤厚子
               あるなしの風に揺られて藤の花    藤田侃也
               花冷や墨かすれたる双龍図      小谷廣子
               銀山の廃坑めぐり春惜しむ       井浪千明
               黒々と大き山蟻穴を出づ         柴田惠美子
               奥の千本谷の底より花吹雪      小谷廣子

              ☆「関西句会」のご案内
                
               5月27日 (日)

               6月24日(日)いずれも1時半〜
                        於:「アネックスパル法円坂」

                
                北嶋八重さんが「東尋坊」の写真とコメントをお送りくださいました。
               以下にご紹介します。
              東尋坊(福井県坂井市三国町)
               日本海の荒波が生み出した険しい絶壁の東尋坊は、荒々しい岩肌の柱状節理が1kmに渡って続き、国の名勝・天然記念物に指定されています。中でも岸壁の高さが20メートル以上に及ぶ断崖は勇壮で、荒波が打ち寄せるさまは、豪快で 迫力がありました。絶壁の階段を怖々下りて、遊覧船で海からの東尋坊も眺めてきました。
               「東尋坊」の由来は、昔、平泉寺に東尋坊という僧がいて悪事をつくしていたので、他の僧たちにより、高い岩壁から海に突き落とされ、命を落としました。以来、毎年東尋坊が落とされた4月5日は「坊の怨念」で烈しい風が吹き、海水が濁り、荒波が立ち、雷鳴が起こったという言い伝えからその名がついたとのこと、今回訪れて初めて知りました。日本海に沈む夕陽が、とても綺麗でした。
               (北嶋八重さん 言)
               東尋坊
               
               海からの東尋坊
               
               雄島
               
               思案橋と元遊郭街

              切り立った柱状節理、迫力がありますね!
               
              「東尋坊」のおどろおどろしい由来、初めて知りました。
               
              八重さん、ありがとうございました!

              「関西句会」(第184回)

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                ☆ 3月25日(日)アネックスパル法円坂において「関西句会」が開かれました。
                   阪上元さんから句会報が送られてきましたのでご報告します。
                 
                ◇ 田島和生主宰 選 (◎印特選)

                ◎ 北窓を大きく開き忌を修す   中野はつえ
                 
                ◎ 朧夜の大橋くぐる汽笛かな  古澤厚子

                まほろばの風や雲雀の昇天す   小谷廣子    
                貝寄風や藻屑漂ふ船溜り      井浪千明
                蒼天へ石切る音や初つばめ    井浪千明
                ペダル踏む風の光れる岬道    井浪千明
                堀の上屁つ放り腰の剪定す    大西トヨ子
                池の面に泡ぽつぽつと菖蒲の芽 中野はつえ
                金メダルの号外さらふ春疾風    古澤厚子
                大伽藍鴟尾の欠けゐて山笑ふ  藤田侃也
                十字架の上かうかうと春の月    北嶋八重
                和讃の鉦堂を揺るがすお中日  中野はつえ
                早蕨や若草色の碗に映ゆ     大西トヨ子
                薄霞過る一機の高き音        大西トヨ子
                快復の兆しのありて苗木植う   北嶋八重


                ☆「関西句会」のご案内
                  
                 4月22日 (日)
                 5月27日(日)   いずれも1時半〜
                             於:「アネックスパル法円坂」

                  
                   北嶋八重さんが「植物園」の写真とコメントをお送りくださいました。
                   以下にご紹介します。
                 桜満開の賀茂川堤を15分程歩いて、植物園へ行ってきました。まさに百花繚乱の植物園は、たくさんの人で賑わっていました。関西句会で、えいじさんが詠まれた「日向水木」が、みごとに咲いていました。少し地味な花ですが、とても風情がありました。(北嶋八重さん 言)
                 
                 チューリップ花壇
                 
                 桜 林
                 
                 大枝垂桜
                 
                 球根ガーデンのヒヤシンス
                 
                 雪 柳
                 
                 日向水木

                仰る通りの百花繚乱!
                 
                「日向水木」は音の響きも見た目も、楚々としていますね。
                 
                八重さん、ありがとうございました!
                 

                「関西句会」(第182回)

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                  ☆1月28日(日)アネックスパル法円坂において「関西句会」が開かれました。
                   古澤厚子さんから句会報が送られてきましたのでご報告します。
                   

                  ◇ 田島和生主宰 後日選 (◎印特選)

                  ◎ 六甲へ雲脚速き雪もよひ    中野はつえ
                   
                  ◎ 入り海の松の並木の淑気かな 小谷 廣子
                   
                  ◎ 初戎曲りてもなほ屋台の灯   大西トヨ子
                   
                  大寒の日のあはあはと石灯籠   柴田惠美子    
                  塞き止めし水に群なす百合鴎   藤田 侃也
                  下草に眠りて冬の黄蝶かな    安藤えいじ
                  病院の窓に手を振る春隣     大西トヨ子
                  明星の一つ煌めく淑気かな    柴田惠美子
                  霙るるや春日の杜を鹿の群    徳永 絢子
                  宵戎路地まで連ね屋台かな    大西トヨ子
                  霜晴や朝日に鴉艶光り       柴田惠美子
                  通院の坂に日の差す冬菫     徳永 絢子
                  戎笹手提げ袋に乾びにけり    大西トヨ子
                  逆立ちて鴨潜り合ふ水沼かな   徳永 絢子
                  雪舞ふや大釜に焚く陀羅尼助   小谷 廣子
                  しろがねの月残りけり初御空   小谷 廣子
                  漢らの仕事始の手締めかな    古澤 厚子

                   
                  ☆「関西句会」のご案内
                    
                   3月25日 (日)1時半〜  於:「アネックスパル法円坂」
                    
                   一村葵生さんが「胡宮神社」の写真と解説をお送りくださいました。
                   以下にご紹介します。
                  <胡宮神社>
                   残雪の胡宮神社(このみやじんじゃ)です。国道307号線沿いにあり、神社のすぐ下に名神高速道路が国道と交差しています。青龍山(せいりゅうざん)の巨石信仰が起源といわれる祭神は、多賀大社と同じ伊邪那岐命・伊邪那美命。もとは敏満寺(びんまんじ)の鎮守社であったので、敏満寺の境内であったといわれる場所に建立されています。敏満寺は聖徳太子開基の天台宗の寺院で、湖東三山と並ぶほどでしたが、戦国時代、織田信長による焼き討ちに遭い廃寺となって、神社だけが再建されました。 (一村葵生さん 記)
                   


                   


                   


                   

                  残る雪へ降り注ぐ早春の日差し。

                  凛とした空気が伝わってきます。

                  葵生さん、ありがとうございました!

                  「関西句会」(第181回)

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                    ☆12月24日(日)アネックスパル法円坂において「関西句会」が開かれました。
                      柴田 惠美子さんから句会報が送られてきましたのでご報告します。
                     
                    ◇ 田島和生主宰 選 (◎印特選)

                    ◎ 城の濠古江のごとく鴨来たる    井浪 千明
                     
                    ◎ ペンギンの並び北向く寒波かな    安藤えいじ

                    北風吹いてドミノ倒しの駐輪場     大西トヨ子
                    小春空土均し撒くお礼肥        徳永 絢子
                    荒れ畑をつひばむ鴉雪催        柴田惠美子
                    発掘の井戸の土塊霜の花       小谷 廣子
                    罠ひとつ仕掛けて来たり根深汁    井浪 千明
                    新しき顔のちらほら報恩講        原 万代
                    夕靄に入り日の滲む冬至かな     徳永 絢子
                    木洩日の渓へ鳴きけり三十三才   藤田 侃也
                    大篝爆ぜて奉納相撲かな        小谷 廣子
                    冬の川人来て今朝も糸垂るる     安藤えいじ
                    湯の町の銀座通や団子花       古澤 厚子
                    宮の跡冬の蓬のあをあをと       徳永 絢子
                    寒林を抜けて渦巻く風粗し       藤田 侃也
                    雑炊や二百グラムの術後食      阪上 元
                    ロープウェイの窓にきらめく樹氷林  北嶋 八重
                    電飾に冬木の枝も煌めけり       藤田 侃也
                    すき焼やあかあか灯る母の家     古澤 厚子
                    冬ざれや汀に朽ちし舟舫ふ       小谷 廣子
                    ミステリー読み耽りゐる冬籠      柴田惠美子
                    夜回りの声の遠のく仕舞風呂     原 万代
                    寒林へ探鳥会の遠眼鏡         藤田 侃也
                        

                    ☆「関西句会」のご案内
                      
                     1月28日 (日)1時半〜  於:「アネックスパル法円坂」

                      
                     北嶋八重さんが「びわ湖テラス」の写真と解説をお送りくださいました。
                     以下にご紹介します。

                    <びわ湖テラス>
                     滋賀県にある高原リゾート施設「びわ湖バレイ」の山頂エリアに2016年7月、びわ湖テラス」がオープンしました。
                     日本最大の琵琶湖の大パノラマの絶景を、天空のテラスから眺めることができます。ロープウェイで気軽に山頂の1100メートル   まで昇れ、レストランもあるので、山岳リゾートのスポットとして四季折々に楽しむことが出来ます。(北嶋八重さん 記)
                     
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                    裸木が純白にデコレーションされて、美しいですね!
                     
                    八重さん、ありがとうございました!
                     

                    「関西句会」(第180回)

                    0

                      ☆ 11月26日(日)アネックスパル法円坂において「関西句会」が開かれました。
                        大西トヨ子さんから句会報が送られてきましたのでご報告します。

                       
                      ◇ 田島和生主宰 選 (◎印特選)

                      ◎ 豆稲架の爆ぜて日和の定まりぬ  小谷 廣子
                       
                      ◎ 飲食(おんじき)の匂ひくるなり十夜寺
                                              井浪 千明
                       
                      ◎ 見上ぐれば磴の先なる大紅葉   藤田 侃也
                       

                      腕なき佛を拝む寒さかな        北嶋 八重
                      秋日さす海軍墓地にまなこ閉づ   柴田 惠美子 
                      二上山の頂隠す時雨雲        藤田 侃也
                      ななかまど小屋の標となりにけり  安藤 えいじ
                      落葉降る此処が廓の跡とかや    藤田 侃也
                      山腹の一軒宿や照紅葉        古澤 厚子
                      夕空を雁水平に飛び行けり      徳永 絢子
                      冬の波ひかるメリケン波止場かな  井浪 千明
                      笹子鳴く山ふところに羅漢かな    小谷 廣子
                      海鳴りや柚子味噌あてに地酒酌む  古澤 厚子
                      抽ん出し鎮守の銀杏明かりかな   小谷 廣子
                      水垢離へ峨々たる巌冬ざるる     小谷 廣子
                      潜水艦浮ぶ小春の波ひかり      柴田 惠美子
                      薪一つ足して湯殿の寒さかな     安藤 えいじ
                      病舎の灯次々ともる寒暮かな     阪上 元
                      予後の歩のしかと杏の返り花     阪上 元
                      大黒の野点いただき紅葉狩      北嶋 八重
                      カーテンの仕切るしはぶき病者の夜 阪上 元
                       

                      ☆「関西句会」のご案内
                        
                       12月24日 (日)1時半〜  於:「アネックスパル法円坂」
                        
                       北嶋八重さんが「鶏足寺」の写真と解説をお送りくださいました。
                       以下にご紹介します。
                       
                      <鶏足寺>(滋賀県長浜市木之本町)
                        鶏足寺(旧飯福寺)は、735年僧行基によって建立されました。いったん荒廃した寺を799年最澄が山岳仏教の聖地として再興しました。中世には僧兵を擁するほどの大寺で、時の権力者の庇護を受け栄えましたが、江戸幕府の終焉とともに衰微しました。 現在は廃寺となっており、伝来した本尊の十一面観音立像(重文)や他の仏像及び寺宝を己高閣に納め、地域の住民の手によって守り継がれています。紅葉の名所としても知られ、参道のもみじの古木が幽玄な情景を醸し出す中、お参りしてきました。(北嶋八重さん 記)
                       
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                      少し寂れたお寺に、下紅葉や散紅葉が映えていますね。
                       
                      八重さん、ありがとうございました!

                       

                      リンク
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