主宰の英語俳句(3月)

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     ◎今月も田島主宰の英語俳句をご紹介します。


    ☆主宰の3月の俳句


        浮御堂四方の霞へ開きけり      田島和生
         (うきみどうよものかすみへひらきけり)

      
    ☆ An English haiku by our leader on a March theme:


           opening the doors to the lake
            haze covers all views―
           Ukimi-do
          (Tajima Kazuo)


          * Ukimi-do is a Buddhist temple of the Kaimonzan Mangetsu-ji Temple, 
            which belongs to the Rinzai sect, Daitokuji school, and is located on
            a pier extending out into Lake Biwa at Katata, Otsu City, Shiga   
            Prefecture.




    田島主宰揮毫の短冊(提供:北嶋八重さん)





    主宰の英語俳句(2月)

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       ◎今月も田島主宰の英語俳句をご紹介します。


      ☆主宰の2月の俳句

         あぶり餅炙り焦がして春立てり       田島和生
         (あぶりもちあぶりこがしてはるたてり)


      ☆ An English haiku by our leader on a February theme:


              toasting rice cakes
             on a charcoal fire―
             the first day  of spring
               (Tajima Kazuo)


           
       * Aburimochi are cakes of rice- flour dough charcoal- grilled 
             and dipped in sweet miso sauce.

             
      *‘harutatsu' means the day of 'risshun' , the first day of spring
              in the traditional Japanese calendar.(
      Feb. 4) 



       猫 柳 (法金剛院)



      英語俳句

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        「雉」誌 新年号の「各地だより」に、北嶋八重さんが「英語俳句」という文章を寄稿されています。田島主宰の英語俳句に続き、関連した大変興味深いお話です。ご本人のご了承を得ましたのでご紹介します。


          
          英語俳句        北嶋 八重 (京都)

         英語俳句は、明治時代に小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)らによって紹介され、北米を中心に世界に広がり始めたのは戦後のことで、現在英語、ドイツ語など約七十か国語で愛好されている。

         俳句の国際化に尽力している黛まどかさんの著書『俳句脳』(茂木健一氏との共著)に興味深いことが書かれている。

         「俳句は他の国、他のジャンルに影響を与えてきました。(中略)ジョン・レノンの名曲『イマジン』も俳句の影響を受けているそうです。そういわれてみれば、一行一行の歌詞が短く、暗示的な俳句のようです」と。

         英語俳句でも季語と五・七・五のほか、写生、余情、響き、押韻などを重んじている。

         私の英語俳句との関わりは、長年携わってきた国際交流活動で、英国出身の俳人スティーブン・ギル氏(俳号ティートー)と出会ったことに始まる。母国で芭蕉を学んだ後、来日し、日本文化にも造詣の深い氏が、月一度の英語俳句のセミナーを開かれていることを知り、三年前の秋から通い始めた。十月のセミナーで、芭蕉、千代女、それに波郷の「朝顔」の俳句が、日本語と英語で紹介された。

         その折、私が田島和生主宰の朝顔の句を披露したところ、ギル氏が英語俳句に直してくれたので、石田波郷の句とともに、ご紹介したい。


          
           朝顔の紺の彼方の月日かな    石田 波郷


           Somewhere beyond
              the deep blue
           of the morning glory,
              further months and days.
                                                  (Ishida Hakyo)

         

         
           朝顔が向かうの空へ咲きにゆく  田島 和生


           The morning gloriesー
           they grow up and flower
              towards the sky
                             (Tajima Kazuo)



        田島和生主宰の直筆
        (以前ご恵贈いただいた田島和生句集「鳰の湖」より)




        下鴨神社 舞殿 (撮影:北嶋八重さん)






        主宰の英語俳句(1月)

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          明けましておめでとうございます。
          今年もよろしくお願いします。
                      
           2013(平成25)年 元旦

          ☆今月から田島主宰の英語俳句が始まります。
            毎月一句ご紹介します。乞うご期待!


           ☆主宰の1月の俳句


              御降りの野山に満つる響きかな           田島和生
              
          (おさがりののやまにみつるひびきかな)

                 *「御降り」は、元日または三が日に降る雨や雪を言う。 
             


           ☆ An English haiku by our leader on a January theme:


                  filling hills and fields
                  on New Year's Day―
                  the echo of rain
                  (Tajima Kazuo)

                 * ‘osagari’ means rain or snow during the first three days of the New Year.



           
           2013年 初日の出 木津川堤防より(城陽市) 【撮影:yuri shintani】




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